アマチュア無線

2025年5月 4日 (日)

7,078kHz LSB

昨日 2025年5月3日 18時台に、7,078kHz LSB に特別記念局が出ていた。
(あえて特別記念局のコールサインは秘す。)

15秒毎に13.5秒ずつ、
CQまたはコールバックを返す特別記念局または呼ぶ局がプープー音でマスクされる。

何が起きているのでしょうか。
7,074kHz に居る FT8との混信ですね。
このFT8の信号は、呼ぶ局と特別記念局のどちらにも聞こえていたはず。

7,078kHz LSB は 7,075~7,078kHz が占有周波数帯です。
7,074kHz FT8 は 7,074~7,077(7,078)kHzのどこかに「DF」があります。

はい 完全に重なるわけです。
しばらく(とは言え 30分以上)して指摘されたのか、気付いたのか,
特別記念局はQSY/QRTしました。

「EUJさん ブログで指摘するだけでなく・・・・」と思う方は居るでしょう。
2021年10月6日までなら、関係各方面への連絡を物証付きでするのが基本でしたが、
2021年10月7日以降は、関係各方面へ連絡するとしても、連絡範囲が違いますよ。
「なぜ日付で区切る?」は意味深長です。(ごく親しい顔見知りの方には理由を明かしています。)

2025年4月29日 (火)

IARU の統合

IARU Reg.2 から。

https://iaru-r2.org/wp-content/uploads/2025/04/IARU-Consultation-on-Proposed-Restructuring_march_2025.pdf

20ページ 8.2章 など。
IARUは Reg.1, Reg.2 Reg.3 を統合したいようです。
22ページ参照 意見締切は2025年5月21日。

JARLは、どんな意見を出すのか?

2025年4月24日 (木)

大阪万博記念局 8K3EXPO

記念局運営チームからのアナウンスです。

1 交信したJARL会員には、「デザイン承認後に印刷して1WAYで発行」とのことです。
  会期終了後になるようです。

2 SASEの扱い(送付先等)は未定です。
  SASEを万博協会に送付した方が居るとのことだが、迷惑なので絶対禁止です。
  X(Twitter)投稿を見ると、7K1BIB 山内常務理事にSASEを送ってきた例も在るとか。
  これも迷惑です。理由は上記。

3 「こちらへのQSL送付は不要」とのことです。

詳細は下記を確認してください。

8K3EXPO 公式ホームページ 運用に関する注意事項
https://jarl.gr.jp/jarl-kansai_expo2025/attention/

2025年3月29日 (土)

ミャンマーで大地震 念のため IARU Reg.3 非常通信周波数はクリアに。

USGS=アメリカ地質調査所によりますと、日本時間の午後3時30分ごろ、
ミャンマー中部を震源とする規模の大きな地震がありました。
震源の深さはおよそ10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.7と推定されています。https://news.yahoo.co.jp/articles/26339341ced61bd7f1a31672035041131f64c2c6

隣国 タイのバンコクでも大きな被害が在る。 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250328-OYT1T50145/

上記を鑑みれば、IARU Reg.3 の非常通信周波数はクリアにしておくべきだと思う。

7,110kHz
14,300kHz
18,160kHz
21,360kHz

参考
https://www.iaru.org/wp-content/uploads/2020/01/R3-004-IARU-Region-3-Bandplan-rev.2.pdf

発生時刻、日本での初動報道時刻を踏まえれば、
JARLは メールマガジン号外 で 通常執務時間の終業時刻直前に呼びかけることは出来たはずだが、それが無い。
今朝の段階で、ホームページにも緊急案内は無い。

Twitter(X)には「JARL非常通信センター JARL_ARESC 」のアカウントが在った。
2011年 東日本大震災を機に開設だが、数年以上放置され、昨年だったか削除になっている。
アカウントが生きていれば、このアカウントでも告知するべき事案です。

タイ、ミャンマーは地理的に日本から近い。
HF帯でも容易に電波が届く。
ここは考慮するべきでしょう。

2025年3月18日 (火)

関東総合通信局 報道資料 2025年3月18日 四アマ2名 48日の免停。

神奈川県綾瀬市 58歳男
東京都八王子市 52歳男

どちらも 48日間の四アマ免停。
根拠は「局免無しで運用」を理由に電波法第79条。

参照先は下記。2025年3月18日付 報道資料
https://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/2025/0318k1.html

最近はリンク先の記事を読むと、
何時の摘発かが容易に判るように、関連記事にリンクが在る。
それによれば、両名は令和6年12月4日の電波検問で摘発されていた。

相模原市 国道412号での取り締まり結果。

参照先は下記。2024年12月5日付 報道資料
https://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/2024/1205k1.html

10年前まで数年間、某所(敢えて暈かす)で三,四アマの講習会講師をしていた経験から。

両名の従免取得は、独学で国家試験 それとも 講習会のどっち?
講習会ならJARDとQCQのどっち?(他にも三,四アマ講習会実施者は在るが)
講習会なら講師は何を教えた?  (局免と従免の両方が要るのは重要度Aです。)
講習会なら講師は誰? 管理責任者は誰? (管理責任者は、講師の講義漏れや不適切講義は実施業者の長へ報告義務が在る。)

が気になる。
とはいえ、局免未申請や局免切れは本人の責任です。

最近のこの手の報道資料では、「局免失効」なら
「無線局の免許の更新をせず、失効したままで運用していた」等、局免失効であることは明記している。

摘発から従免免停決定まで三ヶ月少々ということは、
電波監理審議会への処分内容諮問と答申の期間を考えると妥当かな。
もう少し快速化できないかな? という思いは在る。

2025年1月 6日 (月)

新 電子申請サイト


今日から稼働の総務省の新電子申請サイトについて。

私は同じメールアドレスを
1 個人局のLite (作ったけど未使用)

2 個人局のLiteではない電子申請(マイナンバーカードを使用)

3 我が家が常置場所の社団局(Lite)


で使っていたので、以下の手続きになった。


1 使っていないので何もしない。

2 マイナポータル連携設定とアカウント取得。
  ログインはマイナポータル経由になる。

3 別のメールアドレスでLiteとしてアカウント申請。

データ移行は2は容易だった。
マイナポータルサイトで総務省電子申請と連携を設定後に電子申請にログインして、
「アカウント管理」⇒「データ引継ぎ」と進み、旧システムのユーザIDとパスワードを入力すればOKだった。


3 は 会長が私になってからは再免許申請だけなのだが、
前会長時代の過去データ(変更申請、再免許申請)を引き継げるかはID発行待ちです。たぶん前会長時代のはできない。
これはIDの発行待ちです。

「「1メールアドレス 1アカウント」ならパスワード変更を行う(旧システムのものをそのままでも良いらしい。
但し新電子申請サイトが要求するパスワード要件を満たしていないとダメ。)と、
Liteでも即使用可能になる」とのことだが、パスワード変更を受け付けてくれない例が在るとのこと。
この場合は新規申請扱い(無線従事者免許番号と無線局免許状の免許番号と識別信号(コールサイン)の入力が要る。)で、
IDが発行されるのを待つしか無いか。
何名かの方がX(Twitter)やブログで情報展開をしている。


2025年1月7日 17:45 追記
上記の「3 別のメールアドレスでLiteとしてアカウント申請。」について、IDが発行された。
データ引き継ぎも私が会長になってからのものは完了しました。


 

2025年1月 1日 (水)

謹賀新年

2025年(令和7年)

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくおねがいいたします。

 

2024年12月29日 (日)

2024年 ありがとうございました。

大晦日まで あと2日在りますが、
2024年はありがとうございました。


2025年の早い時期に、先にパブリックコメントが完了した、
「433.92MHz ± 0.125MHzを使う「ワイヤレスキーエントリシステム」と「タイヤ空気圧監視システム」」
に関する電波法施行規則、関連告示(技適のための測定方法告示など)が改正施行されるはずです。

ダブルかもしれないけど、
2022年12月に乗り換えた愛車はドイツ車です。(輪が4個 横並び)
標準仕様で「タイヤ空気圧監視システム」と「スマートキー」を使っていて、
両方の技適番号を総務省のサイトで検索すると315MHz帯のリモコン帯域を使っています。
これが欧州本国仕様だと433.92MHzなのです。

今はアンテナ取付と無線機本体の取付場所の問題で、愛車に無線機は積んでいません。
(基台取付場所がFRPだったり、ビルトインカーナビ等の7画面位置の関係で、無線機の
フロントパネルの取付場所が無い)
今後、本国と同じ仕様の「タイヤ空気圧監視システム、ワイヤレスキーエントリシステムともに433.92MHz」
という車には、無線機を積むかどうかは悩ましいですね。

7MHz帯の国際バンドプランは、2025年に改正されるかどうかは判りません。
IARUからアナウンスが在れば、バンドプラン告示との差異を調べて、国内バンドプランを変える必要が在るでしょう。

2025年はどんな年になるか。
2025年も よろしくおねがいいたします。


2024年9月14日 (土)

パブコメ 「433MHz帯タイヤ空気圧モニタ及びリモートキーレスエントリに係る技術的条件」


陸上無線通信委員会報告(案)に対する意見募集
「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち
「433MHz帯タイヤ空気圧モニタ及びリモートキーレスエントリに係る技術的条件」


意見募集期間は令和6年9月7日から令和6年10月7日まで。


2022年末に乗り換えた愛車(「環が4個横並び」社製)には、
タイヤの空気圧監視システムが付いていて、
規定以下になると、メーターパネルに警告が出る。

今日、秋彼岸の墓参に出かけて帰る途中で4輪全ての空気圧低下警告が出たので、
ディーラーに直行したら、「4輪とも規定より1割ちょっと低下していた」とのことだった。


日本仕様はキーレスエントリも含めて315MHzを使っているが、
本国仕様では433.92MHzを使って居る。
メーカー目線で言えば、
「日本仕様も本国仕様で行ければ、僅かだが価格を下げられる」
ことになる。


この空気圧監視システムは、在れば便利である。
空気圧計は持っているので、月1回等で測定して、下がっていれば
ガソリンスタンドで空気入れを借りて補充すれば良いのだがね。

余談ながら、空気圧警告が出たら、ディーラーで警告をリセットしていただく必要が在る。


JARLは普及状況を踏まえれば容認するという。

もし、愛車の「タイヤ空気圧監視システム」が433.92MHzを使って居るとしたら、
愛車に430MHzの無線機を積んで、誰かと交信している時に空気圧低下信号が出ても、
問題無く動作するのかな? には関心が在るけど、
当然ながら「合法免許の範囲内での影響の有無」は調べているはず。
(ビルトインカーナビやモービルアンテナ基台の取付の関係で無線機は付けていない。)

既に 433.67~434.17MHzはRFIDタグと共用で、国際貿易港周囲の
保税倉庫等では多用されている現状と、この実体験を踏まえて意見を出します。

2024年8月16日 (金)

IARU第3地域 HF バンドプラン委員会の40mバンドプラン改正案に関する意見募集

昨日 8月15日が締切だった意見募集。

私の提出意見の概要は以下の通りです。
附帯意見は省略します。
Noにしたもののみ、要約を公開します。

Q1. Yes
Q2. Yes
Q3. Yes
Q4. Yes
Q5. No どこからがDXか? が議論になる。
    DX専用帯を設けても、全ての局が完全遵守する確証は在るか?

Q6. Yes
Q7. No 狭帯域デジタルの方式毎に専用帯域を定めて細分化する必要は無い。
    細分化したところで全ての局が完全遵守する確証は在るか?

Q8 非常通信周波数の全世界統一は必須だと思う。
  技術の進歩により新たな通信方式が普及したときに備え、
  数年に1回はバンドプランを見直し、
  Reg.1, Reg.2, Reg.3 の全てでアマチュアバンドになっている帯域では
  極力共通化するのが望ましい。


参考
https://www.jarl.org/Japanese/4_jarl/4-4_info/R3_40mBandPlan1.html

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