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2024年1月 3日 (水)

令和6年能登半島地震

令和6年元日の夕方に発生した大地震です。

我が家では義母が羽咋出身、義父が能登部出身(今の鹿島郡中能登町))です。
家内経由で身内には大きな被害が無いことは判明しました。
(家内の実家はJA1YYE 日本工業大学の近くです。)

この大地震に合わせて

「QSOパーティどころでは無いだろ。延期して非常通信周波数は空けておけ」
という意見と
「非常通信周波数に留意しつつ予定通りで良い。被災地の方がワッチして、適切な局
(伝播状況が良さそうな局)にブレークを入れやすい環境が大切」
と言う意見が在る。

1 発災時刻を踏まえると、開始時刻まで15時間しか無い。
  中止指令が何所まで浸透するか。

2 通信途絶地域は限定的。

3 電波伝搬的にVUHF以上で1.3エリアから被害が大きい現地(能登半島北部)は
  通信は、そう簡単には出来ない。

4 HF帯は時刻や季節で変わる伝播状況は要考慮ではある。

5 総務省 電波利用ホームページ内。
  「アマチュア局による非常通信の考え方」
  https://www.tele.soumu.go.jp/j/ref/material/amahijyo/
  の末尾

6 JARL 非常通信マニュアル
  https://www.jarl.org/Japanese/2_Joho/2-4_Hijou/emergency-communication-manual.pdf

5,6を踏まえれば

  「非常通信は、各免許人の判断で行うものであり、他人に強制されて行うものではない。」

を踏まえれば、答えは出てくる。

JARL本部ホムペでは トップページで
「非常通信周波数に留意し、(被災地等からの)ブレークに備えてください」という趣旨の投稿が有る。

JARL東京都支部もJARL本部に準じている。

他にも同様の表現の支部が在るが割愛します。

「自粛しろ」派の中に、「非常通信に留意しつつ予定通り」派をSNSで個人攻撃している方が散見するが、
「「自粛しろ」派は誰よりも率先して非常通信周波数をワッチし続けている。NYPには参加していない。
SNSも自粛(但し非常通信が実際に行われたときは情報発信する)。」を期待します。

私自身は 機材の都合で 7,050kHz LSB を主にワッチしています。

 

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