7K1BIB 山内さんの「関西ハムシンポ参加(髙尾会長のご講演拝聴)」を読んで唖然愕然
2023-03-21 7K1BIB 山内さんのブログ
関西ハムシンポ参加(髙尾会長のご講演拝聴)
https://7k1bib.wordpress.com/2023/03/21/kan-ham-sympo-2023/
を読んでください。
その他 一部JARL社員のTwitterやFacebook(JH2DFJ 岩田さんなど)も一読の価値有りです。
上記 山内さんの投稿には、3月19日の「関西ハムシンポジウムでの
JG1KTC 髙尾JARL会長の「JARLの現状と取り組み」での質疑応答の様子が書かれていますが、
「唖然 愕然」とします。「JG1KTC 高尾氏は会長に相応しくない」の一言です。
1 7K1BIB 山内関東地方本部区域社員、JJ2JIX 後藤 東海地方本部区域社員の質問に
真摯な回答が無い。
2 間もなく改正後のアマチュア無線関連規則、告示について、何も理解していない可能性が高い。
「JARLが日頃から陳情していた」と言うならば「陳情のうち何が今回の改正内容に繋がったか」は
即答出来るはずなのに答えられない。
3 総務省からの告示や規則の公布と施行日が公表されたら、少なくともJARL会員全員
(JARLの目的から言ったら日本のアマチュア局全て)に改正された規則や告示の周知啓発を行い、
電波法令や関連告示違反の撲滅に務めるべきなのに、その準備が見られない。
ということが 山内さんのブログや、その他 参加した社員の一部の方のTwitterやFacebookから
伝わってきます。
関西ハムシンポジウムでの講演時間は90分。支部大会等では30分でしたから異常な長さです。
この大半を 間もなく公布施行される改正規則告示の解説に使えば良いのに自己紹介自慢が長かったとある。
私見だが、HW誌に2022年1月号まで2年半ほど記事を書いていた経験から言えば、
今回の規則告示改正は
1 申請書等の改正点
2 一括記載コードや占有周波数帯域幅の変更点
3 体験局制度の廃止、記念局要件の厳格化と 新たな体験運用制度
4 バンドプラン改正点 大幅簡素化の背景
に絞っても それぞれを 講演40分、質疑応答10分、休憩10分で計4時間は欲しい程の
量があります。
HW誌やCQ誌の記事ならば、図を交えて 1テーマあたり少なくとも数ページは必要です。
そもそもパブコメ募集時の総務省からの資料は151ページありましたから、短時間での解説は無理です。
それなのに「肝心の部分の説明は総務省がパブコメ募集時と結果公表で用いた資料を使った
説明で10分かそこらだった」のだそうです。
髙尾会長は他人(特に自論に反する対案を出す方)の意見を聞く態度が無いように見えますが、
「何もかも自分が決める。自分の考えで行く」のには無理が有ります。
得意分野と不得意分野が在るはずで、自分の不得意分野はそれを認めて有識者を募り、
(当然 御自身のイエスマンからだけ募集するのではなく、御自身に辛辣だけど的を得て居る
対案を出す方からも募集する)意見を聞くのが組織の長の役割でしょう。
たとえば、先の理事会では「体験局委員会」の設置が提案されましたが否決されています。
「会員増強組織強化委員会で扱う」と言うことのようですが、委員会の活動趣旨から言うと
必要な知識や能力は違います。
関西ハムシンポジウムの この長時間の講演は、せっかくの機会なのに十分な質疑応答時間が
無かったのはもったいないです。
4月23日は東京都支部大会で、髙尾会長の講演も予定して居るようです。
十分な質疑応答時間をとっていただけるか、取っていただける場合は正常化派の質疑応答を
十分に取ってくれるかが楽しみです。
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