10月20日 NHK総合「所さん!事件ですよ」の所感です。
取材に応じた太陽光発電機器のエンジニアさん曰わく
「パワーコンディショナーで太陽電池からの直流を交流に変換する過程で、どうしても電波が出てしまう。
それを何処まで弱くするかなのです。」
は、一般人向け(無線の専門知識が無い方が対象)説明としては評価します。
紹介事例では基板交換と、いわゆるパッチンコア類の取付で解決ですね。
部品シールドだけではなく、部品配置も相応に考慮しています。
(平成一桁ころ、数年間ですが基板設計に関わったことがあるので、その当時の知見の範囲で
ノイズ対策等の知見は持っています)
きちんと対策すれば、無線局への妨害は減らせます。皆無状態に出来るのです。
あえてリンクはしないけど、何人かのアマチュア無線家が施工業者やメーカーと交渉して、ノイズレスを
実現して、詳細をブログで公開しています。
番組ゲストのえなりかずきさんの発言は驚きです。
「以前は収録現場でアマチュア無線機を使っていた組が有った。アマチュア無線機を仕事で使ってはダメなんだけど」
と言及していたけど、当然自身が出演する番組でスタッフがアマ無線機(日本では違反になる他の無線機含む)を
使っているのを見掛けたら、帰宅後にきちんと80条報告は出して居たのだろう。
いや それ以前に 現場で指摘して使用を止めさせていたらナイスなのですがね。
この部分は 他の番組でも タモリさん、子門真人さん、生前の沖田ひろゆきさん等 アマチュア無線有資格者で
開局している方なら、アマチュア無線機の不法運用を目撃や受信したときや、番組内で不法使用を強制させられたら、
80条報告は義務ですからね。
話は戻って、太陽光発電装置の設置義務化を推進している東京都知事に対して、アマチュア無線関連の一般社団法人の
理事さんは、東京都に義務化見送り(理想)や、太陽光発電装置メーカーや施工業者には、
対策済みパワーコンディショナーを標準装備とするのは当然として、設置先の周囲にアマチュア局を含む
何らかの無線局があるときは、自ら免許人に接触して、ノイズ対策等を申し入れるのを必須とするように法令に明記
させるように働きかけてくれればいいのですがね。
太陽光発電装置が有害電磁波を出し、無線局の運用に阻害を与える場合は。電波法第82条と電波法第101条が
適用されますから、
上記一般社団法人は、関連する一般財団法人と一緒に、論拠を立てて設置義務化反対運動する必要が在ります。
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