知床遊覧船
報道された範囲にて。
1 「各社の報道では、アマチュア無線機を使って運航状況の連絡をしていたというが、
北海道総合通信局職員が事情聴取に行ったら、「運航の合間の雑談しかしていない」
ということだった。」
事情聴取のときは
「「日常的にアマチュア無線機を使って運航状況の連絡をしていた」のが事実」
でも、「運航の合間の雑談用」と言うことは、総通職員も想定内のはず。
監視官が直接通信を聞いての現行犯以外では処罰は難しいでしょう。
2 「アマチュア局の免許は確認できていない。」
無線局免許状の実物を確認できなかったのか、免許を受けていなかったのか。
この表現ではどちらなのかは断定はしにくいです。
今のご時世では、総務省内で住所で検索すれば、その住所が常置場所、設置場所、
または免許人の住所になっている無線局の有無は判るはず。
3 「「KAZU1船長さん」という呼出方法だった」と言う報道が有る。
アマチュア無線では、こういう呼出方は違法行為です。(無線局運用規則違反)
船舶無線で、船名が呼出名称なら合法ですけどね。
参考 ほぼ同じことを書こうと思っていました。
7K1BIB 山内さんのブログ。2022年5月9日付
知床遊覧船による「アマチュア無線」の使用はどこがダメなのか。
https://7k1bib.wordpress.com/2022/05/12/shiretoko-illegal-amateur-radio/
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