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2021年12月21日 (火)

7MHzのFT8 日本同士交信時の周波数

12月13日に突如公表された「7MHz帯FT8での国内局同士の運用周波数について」

https://www.jarl.org/Japanese/A_Shiryo/A-3_Band_Plan/7MHz_FT8_info.html
ですが、大きな問題が在ると思慮します。

1 そもそもIARU Reg.3 の要求は7,030~7,040へのQSYではない。

  あの英文から「QSYを暗に要求している」と解釈できなくも無いですがQSYの可否の検討と回答が要求です。

  この公表を持って「QSY可能です」と回答をするのは稚拙です。
  以下理由を掲げます。
  
2 7,010~7,040はJARL制定のCWでのコンテスト周波数です。
  JARLコンテスト委員会の意見を聞いた上での上記公表でしょうか。
  CQ誌本年12月号ないし2022年1月号で、とある筆者(コンテスト委員だという
  情報が在る)は「私見だが7,037が良い」と書いている。

     (「コンテスト委員に意見を聞いていない」という情報が有る。)

  
3 7,037だと7,038.6に居るWSPRと混信する。7,040に居るレタービーコンが混信する。
  特にレタービーコンはIARUの全てのRegionで侵入電波として報告が上がる厄介な存在です。

4 7,031だと7,035付近のRTTYと競合する。

5 7,030~7,040はCWのメインストリート的な周波数です。
  (3,4,5に関してはHam World誌2022年1月号の私の投稿でも言及しています。

6 「いっそ7,180以上へ」と言う方も居ます。
  しかし、7,100以上へのQSYはアンテナの整合の問題が在る方が少なくありません。
  さらに7MHz帯が拡張される前の技適機を使う方には大問題が在ります。
  メーカーに依頼またはメーカー公表の拡張改造をすると、6,900~7,300まで送信可能になる等の点です。

  この改造では「他のHF帯のバンドもバンド外送信が可能になりますので違法行為で在る」と

  主張する方が居ます。(誰なのかは物証が幾つか有りますが、公表は差し控えます。)

  その方は、「機種に拠っては、いわゆる「ゼネカバ送信改造」になるのでダメだ」が根拠だそうです。

7 現理事の中ではJA8DKJ三井氏は7MHzのFT8でよくお見掛けしますが、三井氏はどう考えて
  おられるのでしょうか。他にも時々7MHz FT8で見かける理事が居ますが同様です。
  
8 3~7に挙げた理由と7の理事の意見を踏まえた上で「QSYしろ」がJARLの立ち位置ならば、
  JARLはCW愛好家、コンテスト愛好家、RTTY愛好家等から意見聴取を行った上で、
  ピンポイントでQSY先を指定するべき事案と思慮します。
  そのためには、私見ですが10月半ばから11月半ば無いし11月末まで意見募集を行い、

  12月の今(15日)頃までに意見の分析結果とJARLの見解(QSY先指定を含む)を公表して、

  期限ギリギリのクリスマス頃にIARUに回答するべき事案です。

  それなのにJARL-WEBのトップページから容易にたどり着けないような公表と、

  それを持っての「QSY可能」の回答は稚拙であると思います。


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以上 JARL国際課に送ったメールを本に再掲です。

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