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2020年12月16日 (水)

無線従事者の努力義務 施行

令和2年12月14日付官報で、無線従事者規則の改正が公布され、
即日施行されました。

20201214_kanpou

この努力義務に従うと、下記のような事になります。

たとえば、現在の第三級アマチュア無線技士(以下「三アマ」)短縮コースの講習会は、

私の経験では「第四級アマチュア無線技士(以下「四アマ」)部分の復習」と
「三アマになるのに追加で覚える部分」の両方を講義しますが、

この努力義務の観点を取り入れれば、「四アマなら知っていて当然」の部分を
復習として講義するのは御法度になります。
(要は最新の法令や技術には資格の範囲内について精通していること)

根拠は、現在の基準の三アマ短縮コースの授業時数は、

法定(無線従事者規則)三アマ標準コースの授業時間数 ー 法定四アマ標準コースの授業時間数

で、法規が四時間、無線工学が二時間なのですが、
この部分は「三アマになるのに追加で覚える部分のための時間」という位置づけですが、
実情は「四アマ部分の復習の講義をしないと修了試験で不合格が大勢出る」のです。

努力義務は、日頃からオンエアしたり、ワッチだけでもしている方には、どうと言うことは無いでしょう。
長年(今年で30年目になります)の監査指導委員活動の目線で言えば、
「再免許毎の五年ごとの再試験を課すべき状態の方が居る」のが現実です。

要は、

努力義務の観点では
「その資格を持っているなら、これは知っているよね?」
「その資格を持っているなら、これは出来るよね?」
と聞かれた場合は、
「怒ってはいけない」し、「出来なければだめ」なのです。

自動車運転免許では、優良更新でも「ここ5年の道交法令改正点の概要」は受講させられますよね。
これは「最新の動向法令を知っていて当然だけど、周知を図るため」の観点が在ります。

とはいえ、自動車で言うと、
「「運転免許は持っているけど運転頻度が極端に低い または 取得後運転していない」という方のための
「通称ペーパードライバー講習」が各教習所に在る」
ことを踏まえれば、実務については少々のことは仕方が無いですけどね。
たとえば、初運用です。初めてCQを出すときなどは、考慮しますけど。

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