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2018年12月

2018年12月12日 (水)

WSJT-X v2.0.0 と変更届の特例

一昨日の平成30年12月10日に、WSJT-X v2.0.0の本版がリリースされました。

作者も「v2.0.0-rc4以降のFT8はrc3以前とは互換性が無いので
早いうち(2018年中を推奨)にv2.0.0に移行するように」とアナウンスしています。

v2.0.0以降のFT8は77bitで、それ以前は72bit/75bitの違いが在ります。

関東総合通信局の下記公表は、それに関する変更届に関するものです。

一番重要な点は
「現在 FT8を届け出ている方は新たな届けは不要です。」

「FT8の諸元に「75bit(72bit)」と書いているなら、
何かのついでの時に「75bit(72bit)」は削除すればOKです。」

という点です。

詳細は 下記関東総合通信局の公表を参照してください。
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/ru/ama/faq/ama_13.html

de JO1EUJ 髙橋 俊光
JARL 東京都支部監査指導委員
JARL 関東地方本部区域社員
総務省 東京都電波適正利用推進員協議会 会長

2018年12月 9日 (日)

用語解説シリーズ 第85回目 「長時間の送信」

ローカルラグチューに熱中するとコールサインの送信を忘れる方がいらっしゃるようです。
初心者だけではなく、開局して数十年のオリジナルJA*の方まで無関係です。
最初の呼出と応答の時にお互いのコールサインを確認した後は
30分、1時間と交信が続いているのに全くコールサインを送信しない方が時々います。
(声、信号強度等で誰なのか特定は容易です)

とある方の「コールサインを長時間言わない」理由の言い分は
「コールサイン送信の省略規定(無線局運用規則第126条の2)」

「長時間の送信(無線局運用規則第30条)」

「通報の送信(無線局運用規則第29条)」
が根拠ののようですが誤認識があります。

1:まず、無線局運用規則第126条の2の規定では、

(1) 相手局の呼出符号(名称) 3回以下
(2) DE(こちらは)      1回
(3) 自局の呼出符号(名称) 3回以下

の一部またはすべてを省略した時は、
「通信中に少なくとも1回は自局の相手局の呼出符号(名称)を送信する」
わけですが、
これは無線局免許状が必要だった時代の市民ラジオの免許状の裏面に書いてある通信例
#####
区分  送信する局 通話の内容
呼出し ちよだAB12 ちよだAB13

応答  ちよだAB13 こちらはちよだAB13

用件  ちよだAB12 こちらはちよだAB12、すぐ帰りなさい。

返事  ちよだAB13 あと5分ほどで帰ります。

終了  ちよだAB12 了解(またはOK)
#####

のように、
「5分以内(簡易無線やパーソナル無線の通信時間制限)等の
ごく短時間で終わるもの」
が対象です。
「長時間のラグチュー時でもコールサインは一度だけ言えばいい」ではありません。

2:無線局運用規則第30条は、ラジオ放送が30分ごとに局名を言うのを考えれば
  言うまでもないでしょう。
  アマチュア局の場合は厳密には「10分以上連続した送信」です。
  「いかなる場合でも10分に一度でいい」は誤りです。

3:通報の送信(無線局運用規則29条)では
  (1) 相手局の呼出符号(名称) 1回
  (2) DE(こちらは)      1回
  (3) 自局の呼出符号(名称) 1回
  (4) 通報
  (5) K(どうぞ)         1回

のうち
「(1)(2)(3)は「呼び出しに使用した電波と同一の電波
(周波数と電波型式が同じ)を使うときは省略できる。」
のですが、
この場合でも運用規則第10条の規定に反することはできません。
省略できるのは1で紹介した、
かつての市民ラジオの局免裏面に書いてあるような例のごく短時間の通信です。

例示の「返事」の部分は、
「ちよだAB12 こちらはちよだAB13 あと5分ほどで帰ります。」
というべきところを運用規則第29条に従って
「「ちよだAB12 こちらはちよだAB13」を省略しているのです。

呼出しの部分では「ちよだAB13 『こちらはちよだAB12』」
応答の部分では「『ちよだAB12』 こちらはちよだAB13」
が正規のものですが、『』内が省略されているのは
運用規則第126条の2の省略規定に従ったものです。


さらには、たとえば433.00や145.00で連絡設定をしてQSYした場合は
「呼び出しに使用した電波と同一」ではないですよね。
いわゆる「サブチャンネル」で直接呼び出し応答を行った場合でも、
「誰が出ているのか明らかにするため」に運用規則第10条の規定に反することはできません。

4:総合通信局のリーフレット等
  長時間のラグチューでは、
「自分の送信開始時に毎回自分のコールサインを送信する」
 のは理想ですが、
 実務的には「数分(2~3分)聞いていれば誰が出ているのか判る頻度」に
 言って(送信して)いただけると合法局か不法局かの判定が早くできるので助かります。

 参考までに各総合通信局が作成しているアマチュア局向けリーフレットでは
 「コールサインは、必ず言いましょう」のところに

 「通信のはじめや10分程度に1回は、コールサインを送出して、他のアマチュア無線局
 から識別できるようにしましょう。不法無線局の確認や排除にも効果があります」

 とあります。

 この「通信のはじめ」は「最初の呼出と応答のとき」ではなく
 「自分が送信を始めるとき」です。

以上 参考になればと思います。

2018年12月 4日 (火)

関東総合通信局管内で電波適正利用推進員の追加募集

関東総合通信局管内で電波適正利用推進員の追加募集です。
他地域は各総合通信局の案内を確認してください。

de JO1EUJ 髙橋 俊光
総務省 東京都電波適正利用推進員協議会 会長

詳細は下記URL参照
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/info/30/1203rk.html


####
以下 募集中です。

北海道
http://www.soumu.go.jp/soutsu/hokkaido/C/20181115.html

東北
http://www.soumu.go.jp/soutsu/tohoku/hodo/h301203a1001.html

近畿
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kinki/kankyou/activity/suishinin_20181129bosyuu.html

九州
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kyushu/info/01sotsu10_01000187.html

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