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2018年9月24日 (月)

青少年のための科学の祭典in小金井

昨日 23日は小金井市の東京学芸大学で
「青少年のための科学の祭典in小金井」が開催されました。

JARL東京都支部と東京都電波適正利用推進員協議会は
10年ほど前から出展しています。

今年は推進員側は例年通り

「(学研)電子ブロックで(AM)ワイヤレスマイクの組み立てをして、
AMラジオで自分の声を聞く」

という「電波利用機器の身近さ体感。


支部側は全国大会と同じく

アルミホイルと厚紙で作る地デジテレビ用3素子八木宇田アンテナ

で出展しました。
(近日中に支部のホームページでも紹介します)

電波関連であることなどから、例年S405室で同室にしていただいています。


八木宇田アンテナは、全国大会の時にも書きましたが、

波長(m) = 300/(周波数 MHz)

で暗算しやすいことと、地デジテレビの帯域のうち、
470~530MHzに特化して、中心周波数を500MHzにして、
さらに「短縮率」を考慮して出した各部の寸法から、

「無線工学の知識が無い小中学生でも容易に工作できる」

と言う観点と、試作とMMANAでのシミュレーション結果から

反射器を長さ28cm、放射器を長さ26cm、導波器を長さ24cm、
エレメント間隔を13cmにしたものです。

当然

「こんなスペックで動作するのでしょうか?」

という問い合わせがあることを想定しています。
MMANAでシミュレーションしたら、
利得が15dBi、 前後比が12dB 取れています。

昨日も何件かの質問をいただきましたが、印象に残ったのが、
アンテナ工学に詳しそうな大学教授クラスの方(他のブースの出展責任者)が興味を持ったようで、

「こんなスペックでも八木宇田アンテナとして動作するのですね」
と聞いてきたので、

「アンテナはアルミパイプで作る」を思いがちですけど、
「テレビ受像用であること、身近な材料で再現できること」に重点を置いて、
「「アルミホイルと紙」なら再現は容易である」に着目したことや、
配布している説明書に書いた寸法を決めた経緯や
シミュレーションで出た利得等を説明しました。


参考までに

中心周波数 500MHz 短縮率5% だと、
導波器の長さは28.5cmになりますが、
MMANAで解析したり、実際に作ってみた結果、上記の寸法になりました。

おまけがありまして、その教授クラスの方、

「若いころはアマチュア無線をやっていたんだよ。
「7シリーズ」のコールサインだった。
昔のコールサインで復活しようかな。」

とおっしゃるので「旧コールサイン取り戻し法」もご案内しました。


会場全体の来場は 9822名。
支部ブース、推進員ブースともに約90名の来場でした。
ご来場いただいたみなさん ありがとうございました。

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