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2017年12月17日 (日)

狭帯域デジタル バンドエッジギリギリのQRGでは「Hold TX Freq」の活用を。

最近流行の狭帯域デジタルについて気をつけるべきなのは
「うっかりオフバンド」です。
(何件か善後策の相談を受けたことがあります)

それに関して、関連情報を集めると、
「私はこうやってオフバンドを防止している」として、
「Hold TX Freq」の活用をしている方がいらしゃいます。

経緯としては QRG 3,573kHz のFT8 で、DF2,200Hzや2,000Hz
(理論上は1,950Hz以上)で出ている
DX局をダブルクリックして、結果として数十Hzから300Hzほどオフバンドすることの防止策です。
(他の狭帯域デジタル JT65等でも同じことは起きています)

WSJT-X等の仕様上、デコード画面で見えたCQを出している局などを
ダブルクリックして応答すると、「Hold TX Freq」にチェックが無いとその局が出ているDFで発射します。

これを防止するためにWJT、WSJT-X,JT65-HF、JTDXのバージョンや仕様によって存在する
「Hold TX Freq」を活用するのだそうです。

たとえば、自分のTX FREQ(DF)を 500~1000Hzにして「Hold TX Freq」にチェックが有れば、
他のDFに出ている局をコールしても、そのDFがオフバンドになる場合でも自分はオフバンドしない

ということからです。

例 日本でのFT8での話です。
自分 QRG 3,573kHz  DF 1,000Hz  信号の位置は 3,574kHz~3,574.050kHzで
    オフバンドでは無い。「Hold TX Freq」にチェックをしておく。

相手 QRG 3,573kHz  DF 2,500Hz  信号の位置は 3,575.5kHz~3,575.550kHzで「Hold TX Freq」にチェックをしておく。
    日本ではオフバンドでも相手の国でオフバンドで無い。

この条件では 無線機の受信フィルタが双方とも3kHzの場合、
狭帯域通信ソフトでは、双方とも信号が届いていればデコードできるはずで、
デコードできれば、あとは誰に応答するかから自分を選んで貰えれば通信は可能になります。

バンドエッジに近いQRGでは自分が送信するDFには注意が必要です。
必要に応じてオフバンドしない位置に自分の送信DFを設定して
「Hold TX Freq」にチェックをしていただければと思います。

de JO1EUJ 髙橋 俊光
東京都電波適正利用推進員協議会 会長
JARL 東京都支部監査指導委員
JARL 関東地方本部区域社員

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