防災の日に寄せて。
1923年(大正12年)9月1日の関東大震災から93年。
今日を前後にした2週間ほどは、各地で防災訓練や
非常通信訓練が行われます。
アマチュア無線家としては、
「日ごろの(不特定多数の相手との)通信で培った技術が有れば、いざ非常通信時に
迷うことは無い」と思いますが、
自治体が絡む避難所の備品に関して、ときどき聞く話で、
「各避難拠点にデジタル簡易無線を装備したが、
乾電池を入れっぱなしで液漏れで使えなくなっていた」
「充電式電池が過放電で充電しても使えなかった」
などの事態も起きている例が有ると聞きます。
日ごろの点検保守と訓練での定期的な機能確認は必要でしょう。
『客観的に考えて「非常災害時に有益だから」という目的の
「学校に設置した社団のアマチュア局」』が有る場合が
有りますが、そのばあいでも、やはりアマチュア無線らしく、
日ごろから電波を出す(毎日では無くても良い)ことも必要
だと思います。
JARL制定の「非常通信マニュアル」を読み返して
みるのも良いと思います。
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