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2016年3月25日 (金)

青少年対策には保護者対策が必要な場合も。

「青少年人口をいかに増やすか」についての考察です。

日本のアマチュア無線家の平均年齢は、かなりなモノだそうです。
特にJARL正員の平均年齢が顕著です。

若年層、特に大学生以下のJARL入会者を増やすには、
大学生以下の有資格者をいかに増やすか?が課題です。

青少年への啓蒙をするにあたって、気をつけるべきことがいくつかあります。

その一つは、お子様に免許を取らせようと奮闘する、又は取らせたあとに
「子どもが楽しむ ため」として、ご意見をくださる保護者対策です。

ここで参考になるのが、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高等学校等で、
もう何年も前から問題になっている
「熱心さのあまり、ご意見をくださる保護者」 への対策です。

たとえば、

「お遊戯で、劇をやるときは、我が子を主役にしてください」
「集合写真では、我が子は必ず真ん中にしてください」
「運動会では、我が子は「かけっこ」が苦手だから免除してください」

などの無理難題な要求をする方がいらっしゃるのだそうです。

これを、アマチュア無線関連活動に置き換えてみましょう。

(1) 各支部、各クラブで、ラジオ工作教室をする場合。
(2) 記念局(特別記念局)を運用する場合。

について考えます。

(1) の場合は、基本的に事前申し込み制です。
事前予約制のみの場合、勝手に「当日枠があるはず」と思い込んで、
当日になって会場に いきなりいらっしゃる場合が有ります。

(2) の場合も、ハムフェアの8J1Aの場合は入場待機列とは別の場所に
並んで、並んだ順に希望する周波数帯と時間枠を取ります。

各行事で運用する記念局(特別記念局)の場合は、事前申し込み
だったり 当日いきなり行っても空きがあれば順次だったりします。

こどもの日のJA1RLと8J1RLとの交信イベントは、電波伝搬特性から、
終了が20時 近くになることと、大塚移転後は巣鴨より手狭なので
事前申し込み制になるようです。

これらにおいて、「熱心さのあまりに起きること」を考察します。

(1) の場合は、事前申し込み方法が判りにくいなどとクレームを付け、
「当日枠もあるだろう」と執拗に行事役員に迫る方が出てくる可能性が
有ります。
この場合、「やってはいけない応対」は 「特別に、予備キットを提供します」
として参加を認めてしまう(有料頒布なら 実費を徴収する)ことです。


(2) の場合は「運用希望者の受付方法が判りにくい」と執拗に迫る方が
出てくる 可能性が有ります。
この場合にやってはいけないことは、 「空き枠が無い場合」に既に運用
申込をした方に頼み込んで交代して貰ったり、VIP用枠を使うなどで
「並んだけど、希望枠が空いていなかったから運用を断念した方 から
クレームが来る措置」です。
長年に渡る、その記念局の運用ルールをねじ曲げることは
あってはならないのです。


一度でも「今回は特別に」と特例を認めてしまうと、
「あのときはOKだっただろ!」と、余計に迫られます。


保育園、幼稚園、小学校、中学校、高等学校の場合は、
自分の意見が通らないと、学校だけでは無く、教職員の自宅にも
電話攻勢をする方が 居ると聞きます。

アマチュア無線の場合は、どうなるか。
支部役員、地方本部役員、JARL理事の自宅や職場に電話攻勢をする
方が出てくる 可能性が有ります。
JARL事務局や総務省に電話攻勢する場合も有るようです。

そういう「熱心さのあまりにご意見をくださる保護者」の対策を適切に
行えるような 体制も必要でしょう。

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