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2015年12月 7日 (月)

悪しき理事、悪しき支部長@JJ1WTL本林氏ブログ

(一般社団法人)日本アマチュア無線連盟 関東地方本部社員の
JJ1WTL 本林氏のブログに興味深い記事があります。


#25 JARL理事会(11/28~29)において,
『特別局の運用場所の遵守について』という協議がありました.

という書き出しで、主に記念局で行われている問題運用に言及されています。

いろいろ情報収集すると、とあるJARL理事が
「記念局を運用するにあたっては、無線機は自分ので良い。
ただしQSLカードには特別局の免許申請に使用したものを記載しなさい」

と言ったのだそうです。

事実なら大問題です。

その記念局の設備として、記念局の無線局免許申請書の工事設計書に
記載した送信機でないかぎりは、その記念局として免許を受けた設備で
はありませんので、電波法第4条違反教唆の疑いがあります。
これは「たとえ記念局の工事設計書に掲載したものと同じ型番の市販機」
でも該当します。


本林氏ブログ 該当記事
http://jj1wtl.at.webry.info/201512/article_3.html


これに関して、本林氏のブログで解説されているとおりの手続きを
行った例が有ります。

とある記念局の例。今年の夏に運用されました。

1:工事設計書に記載された送信機は複数台(四捨五入すると10台)。

2:全ての送信機は、中古だけど、誰の工事設計書にも載せていない。

3:移動する局として申請した。

4:各送信機ごとに管理責任者を決め、.その責任者の住居を
  「移動先」とし、責任者は全て「構成員」として
  住所氏名、従免番号、コールサインを常置場所を管轄する
  総合通信局に届け出ている。
  移動先は各エリアに1台ずつ割り振った。(一部のエリアには割当無し)

5:いわゆる「ゲストオペ」で運用する際は、
  各送信機の管理者が立ち会うことにした。
  通常は構成員として届け出たもののみが運用する。

6:運用時間は責任者同士で調整し、同時に複数地点から
  電波の発射が行われないようにした。

7:4の責任者および責任者以外の構成員は、工事設計書に
  記載したどの送信機でも操作できる有資格者です。。
  当然、免許証票は各送信機に備え付け、 免許状は常置場所に
  保管している。

8:この方法を行うに当たっては、問題無いことを総合通信局にも照会済み。

####

この実例を参考にすれば「悪しき理事、悪しき支部長が言うことは嘘」
であり、本林氏が解説している通りなのは言うまでも無いでしょう。


この「悪しき理事、悪しき支部長」と本林氏に指摘された方は

1:根拠条文はどれか。

2:根拠になる電波関係審査基準はどれか

3:根拠になる総務省から各総合通信局への通達

を示した上で、

全てのアマチュア無線家に対して、文責をご自身にした
JARLの公式見解として明言をする必要が有ります。



de JO1EUJ

(一般社団法人)日本アマチュア無線連盟(JARL)
東京都支部監査指導委員

東京都電波訂正利用推進員協議会 会長

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