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2015年12月

2015年12月31日 (木)

2015年 ありがとうございました。2016年もよろしくおねがいいたします。

2015年も、あと10数時間。

本年も愛読いただきましてありがとうございました。

2015年のアマチュア無線界での大きな出来事と言えば、

「第二級アマチュア無線技士の講習会制度の開始」でしょう。

難易度が高い珍局のDOペディションもいくつか在りましたね。

かなり辛口なことも書いてきましたが、皆さんにとっては
どんな1年だったでしょうか。

2016年はJARLの理事、幹事、社員選挙です。
懲りずに社員に出馬予定です。

2016年もよろしくおねがいいたします。

2015年12月30日 (水)

アマチュア業務ってなんだろう。 JN冬号59ページ

JARL NEWS 2016 冬号 59ページ

「アマチュア無線は基本的に通信を楽しむものであり、
FPV ATVという新しい運用方法は目的外運用では」と
違和感を抱く方もおられるかもしれませんが (以下略)」

この部分は考えさせられる一文です。

アマチュア無線は通信手段だけでは無いですよね。
通信手段としてしか考えていないと、
「通信手段ならケータイでLINEやメール、時に通話で十分じゃん」
という方が今のご時世では出てくることに対して、
アマチュア無線の魅力を伝えられないと思います。

「無線を使ってできること」をあれこれ実験する。
それもアマチュア無線の醍醐味の一つだと思うのですけどね。

「ARDFはアマチュア業務では無い」と声高に言っていた方がかつて
いましたが、その方の目線では FPV ATV はどう見えるのでしょうか。

私は「ドローンを趣味で飛ばしたいから」と四アマ以上を取って、
「4SA 5750MHz 1W」だけで開局してくる方(記事にもありますが)
は大歓迎です。

2015年12月26日 (土)

総務省 試買テスト 12月25日公表

平成27年12月25日公表の試買結果公表リスト
http://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/monitoring/illegal/result/siryo003.pdf

以下 主立ったものの詳細です。

27-100
同筐体の特小で技適品有り。 試買品はFRS周波数。
http://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/monitoring/illegal/result/27-100.pdf

27-97
中華ハンディ 400MHzで送信可能。
日本仕様も「ファームウエア書き換えツール」で
試買品と同じになるので、TSSやJARDの保証を受けるには
「二度と再設定ができないことを証明」しなければダメ。
http://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/monitoring/illegal/result/27-97.pdf

27-111
ワイヤレスチャイム 434.00MHz使用だと。
http://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/monitoring/illegal/result/27-111.pdf

27-96
中華ハンディ もうひとつ 400MHzで送信可能。
日本仕様も「ファームウエア書き換えツール」で
試買品と同じになるので、TSSやJARDの保証を受けるには
「二度と再設定ができないことを証明」しなければダメ。
http://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/monitoring/illegal/result/27-96.pdf

2015年12月25日 (金)

関東総合通信局の12月25日付け報道資料から

関東総合通信局の報道資料から。
無線従事者の免許停止処分の報道資料。
いずれも以前報道資料で公開された
「四アマは持っているが局免は無し」などの違反者への処分です。
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/1224k1-2.html

6人が載っていて、全員48日間の従免停止です。

9月15日の取締の報道資料
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/27/0916k1.html

10月7日の取締の報道資料
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/27/1008k1.html

10月21日の取締の報道資料
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/27/1022k1.html

11月5日の取締の報道資料
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/27/1106k1.html

11月12日の取締の報道資料
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/27/1113k1.html

2015年12月22日 (火)

用語解説シリーズ 76回目 「他国との通信」

近々、「P5/3Z9DX」がオンエアするという。
「P5」といえば、北朝鮮、朝鮮人民民主主義共和国です。

昭和33年郵政省告示1198号

最終改正 平成14年 総務省告示479号の
「他国とのアマチュア通信を禁止または制限している国」に
北朝鮮は載っています。

これは、

「日本が禁止しているのではない」のです。
「北朝鮮が禁止していることを知らせる」告示です。

当然、ITUの規定に従い、北朝鮮の主管庁(日本で言う総務省)
からITUに通告しなければなりません。


ここで、今回のペディションについては

「P5/3Z9DXは他国のアマチュア局との通信を許可する」
ということを北朝鮮の主管庁がITUに通告していればいいのです。

日本のこの告示改正はペディションには間に合いませんがね。

2015年12月18日 (金)

産経新聞 12月17日付 「衝撃事件の核心」にある不法無線の表現の是非

無線機器の種別に関して、説明不足な点がありますね。

http://www.sankei.com/affairs/news/151217/afr1512170001-n1.html

この記事に違和感を感じて、産経新聞にクレームを入れるアマチュア
無線家の方がいらっしゃると思うけど、以下の点に配慮するべきだと
思います。


電波法令に関する知識が無い方の目線では、

1:
無線局の種別を問わず
  「携帯して使う無線機」はすべて
「トランシーバー」です。
  特定小電力、玩具、アマチュア無線用、デジ簡、簡易無線、
  FRS/GMRSなどの区別は付けられません。
    警察用、消防用が有ることは区別できる方は多いです。

2:車載型、据え置き型を「無線機」と言う方は多いです

3:「無線機」と「トランシーバー」では周波数(チャンネル)を合わせれば
  相互に通信できることを認識している方は少ないです。

  (当然 同じ周波数帯、電波型式を使っているのが前提ですが)
  
:「携帯電話も無線機の一種」という認識は基本的にありません。


####

記事に関して、訂正してほしい箇所をいくつか挙げると

1:新橋の事例では

  「アマチュア無線6台を備え、ホステスや客引きの連絡用に
  使っていた。」の部分は
  「アマチュア無線用トランシーバーを、免許を持っていても
  認められていない目的の客引きの連絡など店の運営用に
  使っていた。」

  と書くべきだった。

2:「似た機能を持つ機材としてトランシーバー」は
  「一定条件で自由に使える特定小電力トランシーバー」
  と書いて欲しかった。


3:山梨、埼玉、調布の事例は、それを報道資料とする
  関東総合通信局や総務省の報道資料にWEB版では
  リンクを張って欲しかった。

  紙版では、少なくとも

  『不法無線とは「不法改造しもしくは日本では使用できない
  海外仕様の無線機やトランシーバーを使ったもの」や、
  「免許が必要なのに免許を受けずに使用したもの」が代表例』

  という説明を付ければ良いと思います。
  できれば、総務省の不法無線局に関する解説の説明掲載URLを
  掲載するべきでしょう。


同じ字数か、それ以下で、
「無線機や電波法令に関する知識が無い方でも正確に理解して
貰える記事」を書ける方は、どれだけいらっしゃるでしょうか。

###
12月18日 22:40追記

12月18日昼頃に元記事は所々書き換えられていますね。

1 アマチュア無線用のトランシーバーや無線機を無免許や
  アマチュア無線に認められている範囲を超えて使うと不法行為。

2 外国規格の無線機に、出力を増大させる増幅器を使っていた
  ものが原因なのが、調布市のストーブ発火の原因。

という記述は、元記事との整合性を踏まえて入れて欲しかった。


なお

>>こうした電波障害を起こさないよう、総務省は無線機を
>>買う際には「認証マーク」がついているか確認するよう呼びかけている。


の部分の「認証マーク」は、、厳密には「技術基準適合証明マーク」と
書くべきだが、その場合は「技術基準適合証明マークとは何のことか」
の説明が必要になります。

字数を考えて、ここは、あえて「認証マーク」と書くことで、
一石二鳥といいましょうか、マークの意味の説明も兼ねているわけです。

12月19日 05:15追記:
産経新聞に、苦言を提示するとすれば、

1:最初の記事は推敲不足、裏付け調査不足です。

2:指摘を受けての書き換え訂正は当然ですが、それに関する
  お詫びの文言は必要でしょう。


書き換え前の魚拓(IEなどのスクリーンショット)をお持ちの方は
送っていただけると幸いです。 
私のコールサインーアットマークーじゃーるこむでOKです。

ときどき 肩書きを書きますが、書かない場合は
あくまでも「アマチュア無線家の1人」としての意見です。

2015年12月13日 (日)

bell the cat

12月7日付
悪しき理事、悪しき支部長@JJ1WTL本林氏ブログ
http://jo1euj-tom.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/jj1wtl-e177.html

に関して。

1. 「悪しき理事@本林社員が名指し」が関与している
   アマチュア局記念局管理チーム関係者

2. 「悪しき理事@本林社員が名指し」がメンバーである
   アマチュア無線クラブ(JARL登録で有るか無いかを問わない)メンバー

は、当然 ながら

本林社員が指摘した、電波法令違犯行為示唆内容はご存じのはず。

しからば、

「悪しき理事@本林社員が名指し」から送られたメールなどの物象が
あるはず。
その情報をもとに、然るべき筋と自ら相談する勇気がある方
は、どれだけいらっしゃるのだろうか。

で、この題名です。邦題は「ねずみの相談」です。

2015年12月12日 (土)

アマチュア局の無線設備の保証会社と市販書類

JARLが作製し、CQ出版扱いで全国の書店でも
お取り寄せができる市販のアマチュア局の開設申請書類や
変更申請書類に問題が在るようです。

現在、アマチュア局の無線設備の保証を行うのは、
TSS株式会社とJARDが有りますが、

保証願の書類としては市販の書類にはJARD宛の保証願と封筒しか入っていない

のだそうです。
これって、意図的なら大問題です。
あるいは、とある方が買った書類セットだけたまたま落丁ですか。

TSSとJARDの保証業務案内を見ると、
申請内容で保証料が違っていますから、
受益者観点では保証料が安いほうを選ぶでしょう。

もし、JARLが意図的にTSS宛の書式を入れていないのならば、
その理由を明確にするべきです。
当然、法的にも問題が無い理由でなければなりません。


以下 参考

<TSS以外の選択肢が誕生、サービス開始は2014年内を予定>
総務省、官報で「アマチュア局の保証の業務を行う者」として、JARDを公示
http://www.hamlife.jp/2014/11/04/jard-hosyo-kouji/

http://tsscom.co.jp/hosho/annai.html

〒113-0034 東京都文京区湯島3-20-12 ツナシマ第2ビル4F
TSS株式会社 保証事業部

開局:4800円
変更:3000円

http://www.jard.or.jp/hosho/contents/guidance_04.pdf

〒170-8088 東京都豊島区巣鴨3-36-6 共同計画ビル5階
JARD保証事業センター

1 開設の場合
●1台 のみ 4,000円 4(税込)
●1台を超え5台まで 6,000円 (税込)
●5台超え  8,000円 (税込)

2 変更の場合
●1台のみ  3,000円(税込)
●1台超え  5,000円(税込)

3 設置場所変更 設置場所変更 の場合 の場合
●台数に関係なく1件  2,500円(税込)

2015年12月 7日 (月)

悪しき理事、悪しき支部長@JJ1WTL本林氏ブログ

(一般社団法人)日本アマチュア無線連盟 関東地方本部社員の
JJ1WTL 本林氏のブログに興味深い記事があります。


#25 JARL理事会(11/28~29)において,
『特別局の運用場所の遵守について』という協議がありました.

という書き出しで、主に記念局で行われている問題運用に言及されています。

いろいろ情報収集すると、とあるJARL理事が
「記念局を運用するにあたっては、無線機は自分ので良い。
ただしQSLカードには特別局の免許申請に使用したものを記載しなさい」

と言ったのだそうです。

事実なら大問題です。

その記念局の設備として、記念局の無線局免許申請書の工事設計書に
記載した送信機でないかぎりは、その記念局として免許を受けた設備で
はありませんので、電波法第4条違反教唆の疑いがあります。
これは「たとえ記念局の工事設計書に掲載したものと同じ型番の市販機」
でも該当します。


本林氏ブログ 該当記事
http://jj1wtl.at.webry.info/201512/article_3.html


これに関して、本林氏のブログで解説されているとおりの手続きを
行った例が有ります。

とある記念局の例。今年の夏に運用されました。

1:工事設計書に記載された送信機は複数台(四捨五入すると10台)。

2:全ての送信機は、中古だけど、誰の工事設計書にも載せていない。

3:移動する局として申請した。

4:各送信機ごとに管理責任者を決め、.その責任者の住居を
  「移動先」とし、責任者は全て「構成員」として
  住所氏名、従免番号、コールサインを常置場所を管轄する
  総合通信局に届け出ている。
  移動先は各エリアに1台ずつ割り振った。(一部のエリアには割当無し)

5:いわゆる「ゲストオペ」で運用する際は、
  各送信機の管理者が立ち会うことにした。
  通常は構成員として届け出たもののみが運用する。

6:運用時間は責任者同士で調整し、同時に複数地点から
  電波の発射が行われないようにした。

7:4の責任者および責任者以外の構成員は、工事設計書に
  記載したどの送信機でも操作できる有資格者です。。
  当然、免許証票は各送信機に備え付け、 免許状は常置場所に
  保管している。

8:この方法を行うに当たっては、問題無いことを総合通信局にも照会済み。

####

この実例を参考にすれば「悪しき理事、悪しき支部長が言うことは嘘」
であり、本林氏が解説している通りなのは言うまでも無いでしょう。


この「悪しき理事、悪しき支部長」と本林氏に指摘された方は

1:根拠条文はどれか。

2:根拠になる電波関係審査基準はどれか

3:根拠になる総務省から各総合通信局への通達

を示した上で、

全てのアマチュア無線家に対して、文責をご自身にした
JARLの公式見解として明言をする必要が有ります。



de JO1EUJ

(一般社団法人)日本アマチュア無線連盟(JARL)
東京都支部監査指導委員

東京都電波訂正利用推進員協議会 会長

2015年12月 6日 (日)

責任と義務

「義務と規律を伴わない権利と自由はあり得ない」

高校時代の生徒手帳のスケジュール帳欄の
とあるページに書いてあった言葉です。

たとえば「各級アマチュア無線技士の取得最低年齢記録」と
「免許を受けていることから発生する義務と責任」を加味すれば

三歳児の四アマ所持児が、四アマとしてアマチュア局の操作に従事する
ときに負うべき責任は、成人と完全に同格である。
保護者を含む親族等からから完全に隔離し、単独で業務に従事させた
場合にも適正に行える能力がある

と見なすのは至極当然である。

ここに、実務面を加味売れば、
「親が隣で手取り足取り教える」のは、ある意味仕方が無い。
となるのではあるが。

「アマチュア無線流包括免許」に関して言えば、

「コールサインと有効期限だけを指定した無線局免許状を発給する」

ということは、現状では

「工事設計の内容を保証認定組織や各総合通信局の係官がチェックし、
資格に対して問題が無い。他の無線局に対して妨害を与える虞が無い等
を電波法第8条により審査したうえでアマチュア局の免許状(ハイパワー
局は予備免許)が交付されるところが、そのチェックが無くなるわけだから、

「自分の無線設備に関する全責任を最初から負うことになる」
のは明白でしょう。

もっとも現在の法令規則でも、機能維持、安全性確保、電波障害防止に
関して免許人が負う義務と責任は在るのですが、
「どんな設備を使うのか。それは適正なものなのか」に関して
「第三者のチェックが入らない分、責任は重くなる」ということを踏まえて
「アマチュア無線流包括免許」を推進するべきだと思います。

また、現在では二アマ、三アマ、四アマの講習会に関しては
「指定自動車教習所の技能検定員、技能教習員、教科指導員」に
適用される、「自分が教習もしくは検定を行った者が運転免許証取得
後の一定期間内に犯した違反内容と違反件数に応じて負う責任
(場合によっては教習業務への従事停止があるそうな)」と同じ制度を
導入しても良いように思います。

要は「合格させればそれで良い」ではないのです。
一アマの国家試験難度が上がったという話を聞きますが、
一アマで1年以上、自分が免許人のアマチュア局の操作に従事したならば
二アマ、三アマ、四アマの講習会講師になることができます。
(無線従事者規則と関連電波関係審査基準)

ということは、

受講生に対して、各資格に必要な知識を身につけて貰えるような講義が
できるだけの知識と責任が要求される

ことを踏まえれば、二アマの難易度を考えれば相応の出題になるのは
至極当然です。

2015年12月 3日 (木)

池袋の飲食店を電波法令違反で摘発。

総務省関東総合通信局(局長:山田 俊之)は、平成27年11月30日、
東京都豊島区内において、東京都警察情報通信部、警視庁生活
安全部保安課及び池袋警察署と共同で不法無線局の取締りを
実施しました。

1名を摘発。

http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/27/1202k1.html

画像を見る限りは、
400~470MHzの中から任意の16チャンネルをセットできるもので、
各ネットオークション、ネット通販では「特定小電力互換16チャンネル」や
「ぶっとび特定小電力互換16チャンネル」という見出しで販売されている
BAOFENG BF-888S です。

「10月、池袋周辺で違法に無線を使っていた4店舗に警告」
というところから
この摘発前に、少なくとも1度は警告が行われているはずです。

産経新聞も報じています。

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