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2015年3月

2015年3月30日 (月)

報道発表2件 関東、北海道 電波法令違反処分

総務省関東総合通信局は、電波法に違反した、
埼玉県吉川市在住のアマチュア無線局の免許人(男性70歳)に対して
69日間の無線局の運用停止処分及び無線従事者の従事停止処分を
行いました。
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/27/0330k2.html

総務省北海道総合通信局(局長 杉浦 誠(すぎうら まこと))は、
免許を受けずに無線局を開設した無線従事者に対して、
電波法に基づき30日間の無線従事者の従事停止処分を行いました。
http://www.soumu.go.jp/soutsu/hokkaido/2015/0330.html

2015年3月29日 (日)

三菱電機製のテレビの誤作動情報

三菱電機製テレビの不具合に関して
29日午前0時以降、勝手にオンオフする現象が発生。
原因は地デジ電波のデータ伝送部を使用して、
他社のテレビ製品のソフトウエア更新を行った際に
三菱電機の一部のテレビが誤作動をしたものだそうです。
現在は改善されているとのこと。

詳細は下記三菱電機の公式アナウンス参照。

http://www.mitsubishielectric.co.jp/notice/2015/ldg/ldg20150329.pdf

本件、各種無線局からの電波障害と勘違いされた例が0である保証が
無いので、情報発信をします。

推測ですが、地デジ電波に必要に応じて重畳して送られる
他社のテレビのソフトウエア(ファームウエア)の更新データの中に、
問題が在った機器にとっては

「電源オンオフ」を行うコードが含まれていた

というのが原因だと思われます。


JO1EUJ 髙橋 俊光
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟 東京都支部監査指導委員
総務省委嘱 東京都電波適正利用推進員協議会 会長

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2015年4月9日追記

本件に関する三菱電機からの情報です。

該当機種のテレビ受像器のソフトウエア更新を行うそうです。
詳細は下記URLにて。

http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2015/0409.html


2015年3月24日 (火)

ラジオ放送開始90周年

3月22日は放送記念日。
今年は日本でラジオ放送が開始されて90年です。

各方面から聞いた話では、最近は、特に中学生、高校生あたりから
20歳代前半くらいまでの方は、
「ダイヤル選局式ラジオやボタン選局(放送局をあらかじめ設定しておく)式
のラジオなどを触ったことが無い方が多い」のだそうです。

いまや、「ラジコ」に代表されるようにインターネットでオンライン配信で
ラジオ番組を聴取することもできますから、仕方が無いのかもしれません。

「通信するならば、LINEで十分」という方も多いですし、
ガラケーやスマホで使うIP電話系サービスで通話したり、
ガラケーやスマホでネットして情報収集するから、ラジオは聞かないと
言う方も居ます。

でも、携帯電話の場合は、端末がスマホだろうとガラケーだろうと
自分の居場所に電波が届き、自分の端末からの電波が届く全ての
基地局が停電等で使用不能になる事態が発生した場合には、
通話通信の全てが全く用をなしません。


その場合、「乾電池で動作させることができるトランジスタラジオ」が
唯一の情報収集手段になる場合が有ります。
(いまや「トランジスタラジオ」は死語になりつつありますが)

非常持ち出し袋にラジオを入れてあっても、電池切れなどで使えないとか
電池が液漏れを起こしているなどだと肝心の時に用をなしません。

「普段はラジオを聞かない」という方も、時には電池式ラジオで、
動作確認も含めて聞いてみてはいかがでしょうか。

2015年3月16日 (月)

バヌアツのサイクロン被害に対して配慮を

バヌアツのサイクロン被害に関して。

各国の災害救援チームがこれから続々現地入りするそうです。
この状況では現地の既存インフラが使い物になるかどうか判りません。
(現地の電気通信事業者の通信回線は壊滅状態のようです)

一つの可能性として

各国の救援チームがアマチュア無線機を持ち込んで、
あるいは現地の方が使用可能な機材を使用しての、
日本の電波法令で言う「台風被害に基づく非常通信」が
アマチュアバンドで行われる可能性を否定できません。

相応の配慮をしたいと思います。

http://news.yahoo.co.jp/pickup/6153074

2015年3月 9日 (月)

有無省試買リスト 3月6日更新版

平成26年度の試買テストの結果が更新されました。 
平成27年3月6日更新です。

http://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/monitoring/illegal/result/index.htm

リストには「なぜこの会社が?」と思えるような著名会社も含まれています。
何件かはリコール対象になっているようです。

2015年3月 8日 (日)

用語解説シリーズ 71回目 「一次業務、二次業務」

以前にも言及しましたが、改めて。

無線局に割り当てる周波数は、まずは

『国際周波数分配表』に基づく各国の

「国内周波数分配表」により割り当てられます。

そのなかで、一次業務、二次業務という分類があります。

参考 拙ブログ
用語解説シリーズ 29回目 周波数割り当て
http://jo1euj-tom.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-9914.html

では435MHz帯、1280MHz帯について記述しました。

「アマチュア局が動作することを許される周波数帯」という告示では

10125kHz帯  国内ではアマチュアは一次業務
2425MHz帯  国内ではアマチュアは二次業務
5750MHz帯  国内ではアマチュアは二次業務
10.125GHz帯 国内ではアマチュアは二次業務
10.475GHz帯 国内ではアマチュアは一次業務

にも

「この周波数帯の使用は、国際周波数分配表に従って運用している
アマチュア業務以外の業務の無線局に妨害を与えない場合に限る

という注釈が付いています。

国際周波数分配表では10125kHz帯の場合は
http://www.tele.soumu.go.jp/cgi-bin/warisearch.cgi?FLOW=1200&HZ=3&TTIP=&WFLOW=10150000&WHZ=1&BLOK=2

を見ると、国際的には二次業務ですので

J34
アマチュア業務によるこの周波数帯の使用は、無線通信規則に
定める周波数分配表に従って運用しているアマチュア業務以外の
業務の外国の無線局に妨害を与えない場合に限る。

という注釈があります。(このJ34は435MHz帯にもあります)

10.1GHzにも
J203
この周波数帯の使用は、無線通信規則に定める周波数分配表に
従って運用しているアマチュア業務及びアマチュア衛星業務以外
の外国の無線局に妨害を与えない場合に限る。

という注釈があります。

具体的な例では

(1) 433.92MHz近辺(433.72MHz~434.12MHz)にはRFIDタグに使われて
  いますので、港湾倉庫地域など、使われている可能性がある地域では
  これからの混信は容認しなければならないし、混信を与えては
  いけないのです。

(2) 10.135MHz近辺に出てくるRTTYが正規の局の場合は容認するしか
  ありません。
  10MHz帯のど真ん中ですから、QSYして欲しいところですが、
  それが一次業務なら二次業務のアマチュアは国際法令上、
  その局を優先しなければならないからです。
  

(3) 1280MHz帯も、天頂衛星が使用するダウンリンクが1260MHz近辺、
  FPUが1270MHz近辺に割り当てがありますが、これらへ混信妨害を
  与えるのは厳禁ですし、逆に混信を受けるのは容認しなければなり
  ません。


最近、1280MHz帯を免許されている方が変更申請を行ったり、
1280MHz帯を追加する申請を行うと、「一次業務の局への配慮」に
関する注釈がつくようですが、こんな背景があるのです。

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