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2014年12月18日 (木)

アマチュアバンド 使用区別新告示

先のパブコメ結果に基づき、新バンドプランの告示がでました。

JARLの掲載先は

http://www.jarl.org/Japanese/A_Shiryo/A-3_Band_Plan/updated.htm

上記には「JARL推奨」も含まれています。

デジタル音声モードの呼び出し周波数は、総務省告示では見送られましたが
JARLは、現行の アイコム方式、八重洲方式、アルインコ方式はもちろん、
今後開発される全てのデジタル音声で、たとえば433.30MHzを推奨しています。

デジタル音声モードであっても、当然、「他の通信に混信を与えないことの確認」
が必須です。

総務省のパブコメ結果での制定見送りの理由の見解を踏まえれば

1 現行のアイコム、八重洲、アルインコの3社の方式は互換性が全くありません。

2 当然 方式が違えば復調できないので信号の存在に気づかない場合が有ります。

3 今後開発される新方式も、現行方式を復調できるわけではありません。

上記を踏まえれば、

無線局運用規則第19条の2により

復調はできなくても信号の存在の確認は容易な「アナログFMモード」や
「SSBまたはCW,、AMモード」で「スケルチを解放し、他のアナログFM,は
当然として、自局の設備では復調できない方式の通信の有無の確認をする

ことは必須ですから、

http://www.jarl.org/Japanese/A_Shiryo/A-3_Band_Plan/bandplan20150105.pdf

には、

「有資格者なら無線局運用規則第19条の2の措置を絶対に行うはず」

という前提で注意文言を掲載しなかったのではダメで、

「デジタル音声モードを使う際は、他の通信方式に十分配慮すること。」

等の文言は必須だと思います。


理由は単純です。

第三級アマチュア無線技士の無線従事者養成課程講習会で、
第四級アマチュア無線技士所持者向けの「短縮コース」があります。

これは「第四級アマチュア無線技士なら知っているはず」の部分の講義は
完全に省略できるので、講義時間の差分だけでいい事になっているのですが、
実際に「知っていて当然」の部分を省略できない背景があるのです。

受講生の第四級アマチュア無線技士取得時期の電波法令や技術と
現行の法令や技術の差異を踏まえれば、
「受講生が現行法令、最新技術を知っている」ということが確実では無い。

受講生には「第四級アマチュア無線技士相当資格も含まれる」ことから
アマチュア無線独特の部分を省略できない

という背景があります。

これを踏まえれば、「やがては告示で制定化」を狙うならば

「うっかりミスで他の通信に混信を与えた」

ということを極力少なくするべく(理想は皆無)、注意文言を
今後配布予定の資料では明記するべきだと思います。

以下 官報原文です。 (平成27年1月15日まで閲覧可)

http://kanpou.npb.go.jp/20141217/20141217g00282/pdf/20141217g002820002.pdf

http://kanpou.npb.go.jp/20141217/20141217g00282/pdf/20141217g002820003.pdf

http://kanpou.npb.go.jp/20141217/20141217g00282/pdf/20141217g002820004.pdf

http://kanpou.npb.go.jp/20141217/20141217g00282/pdf/20141217g002820005.pdf

http://kanpou.npb.go.jp/20141217/20141217g00282/pdf/20141217g002820006.pdf

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