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2014年8月 3日 (日)

バンドプラン変更案 パブコメの骨子

今回の変更案の骨子は次の通りですね。

1 475.5kHz 帯の新設

2 HF帯で狭帯域デジタルで通信する際に、海外局を
  相手にする時に限ってOKの部分の明文化カ所の増設
  【14MHz帯~28MHz帯に新設】

3 一部の周波数帯で、狭帯域デジタルで国際的に使用されて
  いる周波数と日本の現状との乖離の修正
  【特に短波帯で修正されている】

4 144MHz、430MHzが実質的ですが、デジタル音声モード用の
  呼出(連絡設定用)周波数の制定は見送られた。

5 一部の電波型式において使用可能区分の見直し
  たとえば「F2B」「A2B」などが使用できる部分の見直し

6 改正案では たとえば「7033kHzでJ3Eの発射」は区別違反になる。

  改正案では 

  7,000kHzから7,030kHzまで   A1A専用
 
  7,030kHzから7,045kHzまで A1A F1B F1D G1B G1D

 
  7,045kHzから7,100kHzまで 変更無し
  7,100kHzから7,200kHzまで 変更無し

  となっています。

7 475.5kHz帯の制限に関して。

  周波数範囲は 472-479kHzですから
第2高調波は944kHz~958kHzですね。


  これは「関東広域圏」ではTBSラジオ(954kHz)の受信にもろに影響します。
  さらに スーパーへテロダイン式ラジオの場合は中間周波数の 455kHzに
  もろに影響します。


  このため 電波関係審査基準の改正案
  http://www.soumu.go.jp/main_content/000305488.pdf
  別紙1(第4条関係)無線局の局種別審査基準

  12 放送の受信に対する保護

  の(2)が追加されることになったようです。

  参考までに改正案は

  (1) 435MHz帯以下の周波数の電波を使用するものについては、
    その近接区域における放送受信者の分布状況からみて、
    特に空中線系を含む無線設備の設置条件が放送の受信に
    妨害を与えないものであること。

  (2) 475.5kHz帯の周波数の電波を使用するものについては、
    当該無線局の設置場所又は運用場所から200mの範囲内に住宅、
    事業所等の建物(自己の所有又は管理する建物を除く。)が
    存在しないものであること。
    ただし、当該範囲内の建物の所有者又は管理者から了解が
    得られている場合は、この限りでない。


  となっており、(1)は現行通りで(2)が追加されています。

8 各周波数帯で発射可能な電波型式

  「全ての電波型式」となっていても
  
  「アマチュア業務において使用する電波の型式を表示する記号」
  【総務省告示第127号】を見ないと24MHz以下ではF3Eなど
  JARLやJARDのバンドプラン図案で言う「広帯域電話」は
  含まれていないことが判らない。
 

  また、この記号に関する告示上では、

  相応の理由があれば 7100kHz帯では 私の場合は

  3HA F3E という電波型式の指定を受けることも不可能では無い。
  (申請したとしたら、たぶん本省決済になるでしょうけど)

  となると、24MHz帯以下では現行告示でも注3が抜けているのは変。
  平成21年の改正前は入っていたはず。

  注3は「占有周波数帯域幅3kHz以下に限る。ただしA3Eに限っては6kHz以下」
  という趣旨です。


上記 1~8に対して各自で検討された上で提出すればよろしいかと思います。
  

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