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2014年6月 1日 (日)

用語解説シリーズ 65回目 「占有周波数帯域幅」

各変調方式毎に最大値が定められています。

わかりやすく説明するなら、例えには
歩行者、自転車、二輪車、軽自動車、普通自動車、
そしてトラックのうち1.5トン積み、2トン積み、4トン済み、10トン積み、
さらには鉄道車両運搬車などまで考えます。

歩行者の場合も、何も荷物を持たない場合と、
傘をさしている場合、手に荷物を持っている場合とでさえも
歩行者同士がすれ違うのに必要な道幅が違います。
荷物を持っている場合は、荷物の大きさも関わります。

道幅と車線数も例に使いましょう。

車の場合も、古くからの街並みだと、
歩行者t自転車、二輪車しか入れない路地
自動車同士だとすれ違いができない路地
などがあります。

トラックも 10トン車あたりだと幹線道路しか通れませんが
2トン車あたりなら住宅街でも大丈夫なことが多いです。
でも、道幅によっては 1.5トン車でないと入れないとか、
軽自動車までしか入れない道幅もあります。

たまに見かける 鉄道車両運送ですが、これに使う車は特殊車です。
必然的に、何処を通って何処に運ぶかを警察に届け出ますが、
これは道幅や経路上の架道橋の高さなどを考慮して、
「ここしか通ってはダメ」と許可を取りますし、他の交通に配慮して
深夜に運送することが基本になっています。
理由は、右左折時に、片側3車線ある道路ですら道幅をめいっぱい
使わないと
ならない例が多く、当然 その間は他の交通は通行禁止にしないとならない場合が
多いからです。


全ての車に言えることですが架道橋の下を通る場合は 
車体や積み荷等が橋桁に引っかからないようにしなければなりませんし、
すれ違うときもお互いがぶつからないようにしなければなりません。

占有周波数帯域幅同士が重なると、
車で言うなら、お互いの側面を壊したり、歩行者や自転車を
引っかけたりする交通事故になるのと同じで、
お互いの伝送内容を壊し合ってしまいます。

このため 各通信方式ごとに占有周波数帯域幅の制限値が
法令で定められています。

理論的には占有周波数帯域幅だけ搬送波周波数を離せば
お互いを妨害しません。

145MHzや430MHzの場合、市販のアマチュア無線機のFMでの
占有周波数帯域幅は 16kHzです。
このため 20kHzステップで 145.02、145.04・・・とか
433.02、433.04・・ を使えば占有周波数帯域幅同士が重なることが
無いので、20kHz間隔が慣習になっています。

7MHz帯の場合、現在はバンド幅200kHzですから、
使用区別を無視すればF3Eなら理論上20kHZ間隔で10組が使用可能ですが、
J3Eは3kHzですから最大で66組、A1Aだと500Hzですから400組が使用できます。

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