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2013年6月15日 (土)

電鍵「匠」

CQ hamradio誌 2013年6月号 135ページの立てぶれ電鍵です。

お値段が税込45000円。台数限定ではないようですが、シリアルナンバー入りですね。

私が愛用している電鍵は学生時代に購入した JRC KY-3Aで30年以上使っています。

この「匠」は、構造や材料にいろいろこだわっているようですね。
使い手を選びそうな気がします。

というのは、縦ぶれ電鍵の打ち方には 按下式、反動式に大きく二分されるようです。

私の縦ぶれ電鍵の打ち方は、かつて 無線従事者国家試験の電気通信術の科目で、
受験生の前で試験問題を送信したことがある方から教わった反動式です。
オープンテープレコーダやカセットテープレコーダーを使って居なかった時代は、
送信役の試験官がミスしたところは採点時に考慮されたそうです。

正しい打ち方をすれば、長時間打っても疲れません。
かつて有線電報や無線電報全盛期の頃の電話局や各海岸局に勤務している方々は
それぞれの職場で「師匠」とされる方から打ち方を教わっているのです。

自己流でバネを弱くして接点間隔を狭めて打っていると、時期の差はありますが
確実に「手崩れ」といって、思うように符号を打てなくなります。

師匠から教わっていても手崩れが起きることがありますが、師匠から克服法の
アドバイスを受けて練習していると いつのまにか克服していることがほとんどです。

また、KY-3Aや匠のような構造の電鍵は「ベストポジション」(バネ強度、接点間隔)の
調整がシビアです。

そういうことを考慮すると、この「匠」は反動式と按下式のどちらでも、
いわゆる「電報の送受信を生業としてきた方の間で受け継がれてきた「正しい打ち方」
ができる方じゃ無いと使いこなせないのではないかと思います。

私自身は お値段や自分が運用する頻度を考慮すると「今は買わなくても良いかな」
と思います。

ハムフェアで実物を見たら気が変わるかも知れませんがね。

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