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2013年6月24日 (月)

用語解説シリーズ 第32回 「規正」と「規整」

「規整」

第七十一条
郵政大臣は、電波の規整その他公益上必要があるときは、当該無線局の目的の遂行に
支障を及ぼさない範囲内に限り、無線局の周波数若しくは空中線電力の指定を変更し、
又は人工衛星局の無線設備の設置場所の変更を命ずることができる。

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規整は「整える」です。

最近ではアナログテレビの地デジ移行、古くは35年ほど前の中波放送の周波数再編
(例 国際的な中波放送の周波数再編(10kHzステップから9kHzステップになった)に
よりNHK東京第一放送が 590KHzから594KHz、TBSラジオが950kHzから954kHzに
QSYしたなど)に伴い周波数を変更したのが「規整」。

アマチュア無線関連では、かつて144MHz帯が144.00~148.00だったのが
144.00~146.00になったり、2400MHz帯が 2300MHz台が使えなくなったり、
10GHz帯が中抜き(10~10.5GHzから10~10.25と10.45~10.5GHzに分割された)
ことや、新周波数帯の使用許可(最近では7050kHzの指定があれば7100~7200kHzも
使える)は「規整」の範囲です。

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「規正」

電波法施行規則第三十七条

次に掲げる通信は、法第五十二条第六号の通信とする。この場合において、
第一号の通信を除くほか、船舶局についてはその船舶の航行中、
航空機局についてはその航空機の航行中又は航行の準備中に限る。
ただし、運用規則第四十条第一号及び第三号並びに第百四十二条第一号の
規定の適用を妨げない。


二十四  電波の規正に関する通信

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規正は「誤りを正す」です。

アマチュアバンド内で「電波の規正に関する通信」ができるのは
JARLガイダンス局(総務省告示第三百九十一号 アマチュア局に対する広報を送信する無線局の運用)と
電監規正局(総務省告示第二百二十五号電波の規正に関する通報を送信する無線局の運用)
に限られています。

アマチュア局同士での占有周波数帯域幅、スプラッター、歪みの有無など
電波の質(電波法第二十八条)に関するレポートの通信
内容としては電波の規正に関する通信になるかもしれませんが、
通信相手がアマチュア局ですから「目的外通信(通信の相手方逸脱)」にはなりません。

電波法第五十二条の規定により「通信の相手方を逸脱」する場合であっても、
通信の相手方は合法の無線局に限られています。

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