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2013年2月

2013年2月13日 (水)

eQSL 設定しました。

2月11日の関東UHFコンテストに参加して、電子ログ提出ついでに、

「どこにするべかな」

と思っていた電子QSLですが、eQSL のサインアップを済ませました。

既に70枚ほどのeQSLが到着していましたが、中には開局して間が無い
1980年代のころのものも有りました。

ハムログ導入時に 1981年の開局時からのログを打ち込んでおいたので、
今年の関東UHFコンテストまでのQSOデータをアップロードしました。
約7600QSOです。

紙版も発行し続けます。

2013年2月11日 (月)

用語解説シリーズ 25回目 電波障害(TVI)

無線局は、他の無線局に妨害を与えたり、放送の受信に支障を与えた場合は
遭難通信を行う場合などの例外規定に該当する場合を除いて、
直ちに電波の発射の中止をしなければなりません。

テレビ放送受信に妨害を与えることを「TVI」と言います。

テレビ放送の受信に関して、アナログテレビ時代は

50MHzの二倍波は 100~108MHzになるので、
VHFテレビの2チャンネル(96~102Mz)と3チャンネル(102~108MHz)に重なります。

21MHzの5倍波は 105~107.25MHz となり、VHFの3チャンネルに重なります。

ということは 電波障害関連の試験問題(国家試験でも講習会の修了試験でも)の
「理解しておいて欲しい重要問題」になっていました。

今は VHFテレビの周波数は『CATV業者が実施する「デジアナ変換」による配信』で
使われていますが、今後は新割り当てになった業務に妨害を与えないように注意が
必要なのは言うまでもありません。

地デジ放送に関して気をつけなければならないのは430MHz帯です。

地デジテレビは UHFテレビの13チャンネルから52チャンネル(470~710MHz)
使っています。
アナログテレビ放送時代に使われていた710~770MHz (53~62チャンネル)は、
携帯電話等に再割当
されています。

ここで、市販の地デジブースターは 400MHzあたりから800MHzあたりまでが
増幅対象帯域
になっています。

地デジテレビの受信入力初段の高周波増幅部は性能的には400MHzあたりから
800MHzあたりまでが増幅対象帯域
になっています。

このため、アマチュアバンドの430MHz帯、
簡易無線やタクシー無線等の450MHz帯の電波が
地デジ用ブースターや地デジテレビの高周波増幅部に入力された場合には

重症時には地デジテレビが全く映らない。(ブラックアウト)

程度が軽くてもブロックノイズ(画面がモザイク状)が出る。

などが起きる場合が有ります。

144MHz帯アマチュアバンド、150MHz帯の各種業務バンドの三倍高調波が
何らかの原因で混入した場合にも起きる場合が有ります。

市販のテレビアンテナメーカーから、これに対応するトラップフィルタ(帯域除去)が
ありますし、JARLの支部によっては、このトラップフィルタの製作講習会を開催
している所もあります。

アナログテレビ時代とくらべると、デジタルテレビは「TVI」が起きにくいと言われていますが
油断してはいけません。

特に 三アマ合格して50Wに変更申請して許可されたときは要注意です。
「20Wだと起きないのに50Wだと起きる」という場合が有るからです。

似たような例で、一,二アマで移動する局しか開設していなかったのに、
移動しない局としてHF帯で100W、200Wも開設したとき、
50Wだと起きないのに100W/200Wだと起きる場合も有るので気をつけなければなりません。

用語解説シリーズ 24回目 国際電気通信連合憲章

私は学生時代には「国際電気通信条約」と習いました。

今では「国際電気通信連合憲章」です。

この憲章の英文を和訳する問題では「連合員は・・・・」などと書き出す回答は多いです。
記述式時代の総合無線通信士、航空無線通信士はそうでした。

日本の電波法令の規定の幾つかは、この「国際電気通信連合憲章」や
「国際電気通信連合憲章附属無線通信規則」を和訳して、日本人になじみやすい
言い方に書き換えたのもがいくつかあります。

国際電気通信連合憲章附属無線通信規則 の「アマチュア局」と「アマチュア業務」の定義

日本の電波法施行規則で定める「アマチュア局」と「アマチュア業務」

を読み比べてみると、そのちがいが判りやすいと思います。意味は同じです。

ところで、国際電気通信連合憲章附属無線通信規則で定める
アマチュア局の識別信号の送出間隔」は「短い間隔」と定められています。

無線局運用規則では「長時間連続して送信する際はアマチュア局は10分ごとを標準として呼出符号を送信すること

と定められています。

これは「短い間隔」をもとにして運用規則第30条を決める際に「10分を標準として」と
決められたようです。

一、二、三アマの法規の試験で、アマチュア局の呼出符号の送出間隔を問われた場合は

無線通信規則では」と問われたら、「短い間隔」が正答です。

無線局運用規則では」と問われたら、「10分を標準として」が正答です。

なので、問題文をきちんと読みましょう。

続・家電機器のリモコン

2月9日の記事
http://jo1euj-tom.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/26-91ac.html
について、とある目線で考える。

1 家電機器のリモコンの信号は「何のリモコンなのか」と「どのボタンを押したのか」
  を出している。

2 受信側は、「自分宛の信号でなければ動かない」のに、何らかの理由により

  「どのボタンを押したのか」

  だけを見ている場合が有る。

3 このとき、「他の機械のリモコン」が出す信号の中に、

  『自分にとって「どのボタンを押したのか」を意味する信号と全く同じ信号がある』と、

  それに対応した動作をする。

この3点に絞れば1分ないし2分で説明が付くのです。
「さらに細かい理由を知りたい方」に、2月9日の記事のような説明をすれば良いことになる。

さすが「編集のプロ」である。 それを使う目的に合わせた見事な編集である。

2013年2月 9日 (土)

家電機器のリモコン

1  「家電機器のリモコンは電波を使っている」と思っていらっしゃる方は大勢いらっしゃいます。

2  電波を使っていれば、基本的に総務省が定める技適マークがあるはず。
   あるいは任意で微弱電波マークがある場合が有る。
   たとえば車のキーレスエントリーは微弱電波マークが無い。

3  技適マークが無い家電機器のリモコンは、たいてい赤外線を使っている。

4  リモコン送信機の先頭に透明の「ボッチ」があるはずで、それは赤外線LEDである。

5  赤外線リモコンは赤外線LEDの点滅で信号を送る。この点滅の仕方にはルールが有る。

6  この点滅のパターンは日本では「家電協フォーマット」に従っている事が多いが、
   一部のメーカーはメーカー独自フォーマットの場合がある。

7  赤外線LEDの点滅パターンの概要は

   プリアンブル+メーカーコード+機器コード+ボタンコード

   である。

   この「メーカーコード」は「家電協フォーマット」の場合は 家電協がメーカー毎に決めている。

   「家電協」とは「一般財団法人 家電製品協会 (http://www.aeha.or.jp/)」のことである。

   「機器コード」と「ボタンコード」は各メーカーが独自に定める。

8  基本的に受信側は「メーカーコード+機器コード」のすべてが自分宛でなければ
   「ボタンコード」を無視するようになっている。
   機能が簡易な場合は「ボタンコード」の部分しか見ていない場合が有る。

9  1~8に挙げた理由から、「他社の機器や同一メーカーでも異なる機器では誤動作しない」
   ようになっているが、希に他の機器のリモコンでも動作をしてしまう場合が有る。

10 ある機械の受信側が「ボタンコード」しか見ない場合において、
   他の機械のリモコン信号の一部が自分にとって意味が有る「ボタンコード」だと
   誤作動する場合が有る。

11 たとえば 機械αへのリモコンの点滅パターンをモールス符号に置き換えると
  「メーカーコードは「A」、機器コードは「B」、ある動作「β」をさせるボタンコードが「C」だったとする。

   このとき、同じ場所に設置した別の機械「γ」のリモコン受信部がボタンコード部のみを解釈するとして
   βにとって「C」というパターンは「動作はλ」だったとする。

   この場合はαに、αのリモコンから送信したリモコン信号「ABC」のうち「C」を
   γのリモコン受信部が検知すると「λをする」と認識してしまう。

12 家電品の説明書の、リモコンに関する説明部分には、このような誤動作が起きる
   可能性があることを

   「他のリモコン機器があると正しく動作しない場合が有る」

   などの書き方で表している。

13 誤動作解消のためには 可能ならば「リモコンチャンネル」を変えることになる。
   これにつては家電機器の説明書に書いてある。

文章で書けば 最低限に絞ったつもりでも これだけになる・・・・

これを 電波教室等で話すのには数分では無理で、10分はかかるだろうな。

と思っていたら、「編集のプロ」と「情報伝達のプロ」の手に掛かれば、

僅か2分で、「リモコンの信号の秘密」と「誤作動の原因解説」

の要点を伝えることができるんですね。

地デジ スカイツリー 試験電波

本日 17:29~17:30のを観てみました。

10秒だけスカイツリー送信、その前後に「切り替え中」アニメ。

我が家はJCOM練馬の「地デジ共聴コース」のため問題無しです。

「地デジ共聴コース」とは、もともと 我が家周辺は JCOM設備を使った
石神井公園ピアレス石神井公園(33階建て高層ビル)建設工事に
伴うアナログ放送受信障害対策地域だったのです。

地デジ完全移行により 2011年秋に受信障害対策が廃止されたのですが、
その受信障害対策を施されていた家は、そのままJCOM設備を使う際に、
通常のJCOM基本パックよりも割安(ちなみに月に1000円以下です)な価格で
JCOM経由で地デジ放送を観られる

という限定条件で加入できるものです。

試験放送については、
番組中に きちんと 「スカイツリー送信の受信確認です」とアナウンスしているので
慌てる方は少ないと思いますが、画面に映った相談先の電話番号をメモし損ねた方は

東京スカイツリー移行推進センター のホームページをご覧ください。

地デジ 試験電波 2月~3月の予定

東京スカイツリー移行推進センター http://t-sapo.com/ にて公表されました。

3月は2月以上に「ゴールデンタイム」狙いになっています。

各自で確認してください。

2013年 2月 9日(土)  午前 4:58~午前 5:00  午後 5:29~午後 5:30

2013年 2月16日(土)  午前 4:58~午前 5:00  午後 5:29~午後 5:30

2013年 2月23日(土)  午前 4:58~午前 5:00  午後 5:29~午後 5:30

2013年 3月 2日(土)  午前 4:58~午前 5:00

2013年 3月 4日(月)                                             午後 6:35~午後 6:40

2013年 3月 5日(火)                                             午後 6:35~午後 6:40

2013年 3月 7日(木)                                             午後 6:35~午後 6:40

2013年 3月 9日(土)   午前 4:58~午前 5:00

2013年 3月13日(水)  午前 8:35~午前 8:40

2013年 3月14日(木)  午前 8:35~午前 8:40

2013年 3月15日(金)  午前 8:35~午前 8:40

2013年 3月16日(土)  午前 4:58~午前 5:00

2013年 3月23日(土)  午前 4:58~午前 5:00

2013年 3月30日(土)  午前 4:58~午前 5:00

2013年2月 3日 (日)

地デジ 試験電波 夕方にも実施 初日終えて

各種報道に拠れば、土曜日の夕方に初めて実施した

スカイツリーからの試験電波

ですが、スカイツリー移行センターに5000件ほどの問い合わせがあり、
そのうち1300件ほどが受信障害だとのこと。

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参考
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130202-00000094-mai-soci

東京スカイツリーの電波障害問題で、NHKと在京民放5社は2日、
スカイツリーからの受信状況を確認する試験放送を、
早朝に加えて初めて夕方にも実施した。
コールセンターには同日午前5時から午後9時までに4987件の問い合わせがあり、
うち受信不良の報告が1308件寄せられた。
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新聞のテレビ欄を見ると、早朝と夕方の試験電波

時間帯は
「スカイツリー試験放送」ということが判る書き方になっているので、
EPGによる番組表も同様になっているはずです。

事前にそれが判っていれば、慌てることは無かったと思いますが、
何も知らなかった方は慌てたことでしょうね。

もちろん 各テレビ局とも 試験放送開始寸前には事前アナウンスをしたはずです。
試験終了後にもアナウンスをしたはずです。
時刻で言えば 04:57と17:28には「試験放送 間もなく開始」、
05:00と17:30には「試験放送終了」のアナウンスを流しているはずです。

三月からは平日にも拡大されるそうですから、
先に案内した スカイツリー移行推進センター等で
地デジ試験電波のスケジュールを把握しておいて、

「アマチュア無線のせいだ!」

と言われたときに、 まずは「地デジ試験放送の時間帯なのか否か」を真っ先に
切り分ける必要が有ります。

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