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2013年1月12日 (土)

用語解説シリーズ 22回目 「検波器」

受信機で、受信した電波から元の情報を取り出すことを「検波」と言います。

「検波」は「復調」とも言います。

検波回路には受信する電波に応じて種類があります。

AM電波には「直線検波器」が使われます。

FM電波には「周波数弁別器」が使われます。

SSB、CW電波には「プロダクト検波器」が使われます。

ここで、たとえば「中間周波数455kHzのスーパーヘテロダイン方式
AM受信機でSSB電波やCW電波を受信するとき」は
そのラジオの直近で455kHzの発振器を動作させても
簡易的にSSB電波やCW電波検波することができます。

SSB電波やCW電波を受信するときに、
いわゆるBCLラジオのうち普及型では、その手法が使われています。
高級機になるとプロダクト検波回路を使って居るものが多くなっています。

専用の検波回路を持たせなければ、その分安く作れますからね。
最低でもSSBやCWの受信時にのみ動作させる「BFO」(うなり周波数発振器)が
備わっていて、BFOの出力と受信信号を混合して直線検波回路に入力する
方法が使われる事が多いです。

この「うなり周波数発振器」は、無線工学の参考書では「復調用発振器」と
されています。

AM放送受信時に動作させると
受信した電波の搬送波成分と、発振器の発信周波数とで
800Hzくらいから1kHzの「うなり」(ピー音)を発生させてしまうことになります。

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