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2012年10月 8日 (月)

用語シリーズ 14回目 罰則規定

電波法令違反時の罰則規定では、もっとも注目されがちなのは電波法第百十条です。

でも、状況に拠っては電波法第百十三条(罰金30万円以下)が適用される場合が有ります。
特に同条第16号は

十六  第三十九条第一項若しくは第二項又は第三十九条の十三の規定に違反した者

とあります。
これは基本的には無線従事者免許を受けていない者が該当します。(注)
ただし、主任無線従事者の監督の下に行われる操作は除きます。

資格外操作については、電波法第七十九条により無線従事者免許の三ヶ月以内の
停止または取り消しです。

当然 状況に拠っては電波法第九章の他の条文が適用される場合も有り得ます。
重要無線通信妨害は第百八条の二などです。

注:無線従事者免許を一種類でも受けている者が、資格外操作を行った場合の扱いは
  意見が分かれるからです。

① 資格外操作であっても、その操作ができる主任無線従事者の監督の下に行われた
  操作は許可されています

② 主任無線従事者制度が適用できない状態での操作範囲逸脱は

②-1 「そもそも、その操作範囲の免許が無いのだから無線従事者免許を全く持たない者
     と同等に扱い、電波法第百十三条第16号を適用する」

②-2 「無線従事者免許を一種類でも受けていれば無線従事者なのだから、操作範囲の
     逸脱として電波法第七十九条を適用する」

ということで ②-1,②-2のどちらとするかは裁判官や電波法の識者によって意見が異なる事が有るからです。

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