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2012年9月 6日 (木)

用語シリーズ 11回目 試験電波 「10秒間を越えない」

無線局が試験電波を発射するときには、無線局運用規則第三十九条に従います。

入念な「他の無線局へ混信を与えないことの確認」のあとで

(1) EX (ただいま試験中)  3回

(2) DE (こちらは)       1回

(3) 自局の呼出符号      3回

(4) 少なくとも1分間の聴取

(5) VVV (本日は晴天なり) 1〜数回

(6) DE (こちらは)      1回

(7)自局の呼出符号     1回

と送信します

ここで、(5)〜(7)はすべてを10秒以内に送信完了が必要ですが、
「必要があるときは越えても良い」とされています。
(無線局運用規則第三十九条第3号)

たとえば「音響受信の試験があった頃の三アマ試験」では 1分間25字の速度ですから
その試験用の速度で送信すると、(5)を1回とした場合、 
VVV + DE + コールサイン(6字)として11字ですから、語間を考慮すると
30秒ほど掛かりますが、これはこれで仕方が無いのです。

無線局運用規則第十五条に定める速度だと、欧文普通語は100字・分になるので、
「VVV」を3回送信すると 9字+2字+6字=17字なので、語間を考慮すると約12秒
必要になりますし、「VVV」を1回とすると11字ですから、約7秒になります。

「海上移動業務」では10秒を越えてはいけないので、100字・分で送信する場合でも
(5)は1回無いし2回が限度です。

無線局運用規則
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25F30901000017.html

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