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2012年8月14日 (火)

用語シリーズ 第九回目 「プラチナバンド」

アマチュア無線では使われない言葉ですが・・・。

電波は国際法(国際電気通信連合憲章付属無線通信規則)
により各周波数毎、各地域毎に用途が決められています。

それを受けて国内でも用途が定められています。

日本では、携帯電話は主に 800MHz〜900MHzと 2100MHz
前後を使用します。
かつてのドコモの「シティフォン」は1500MHz帯、
PHSは1900MHz帯を使っています。

それぞれ電波伝搬特性に違いがあります。

電波は波長と金網の目の大きさの関係によっては

金属板と同等の反射効率で反射する

場合が有ります。(一陸特、一陸技、二陸技の出題範囲です)

鉄筋コンクリートの建物の鉄筋間隔が、
携帯電話のとある周波数帯に対して金属板に
近い特性を示すことは、鉄筋間隔を金網の目の大きさに
置き換えて計算すると判るそうです。

800MHz帯だと鉄筋の建物の内部まで浸透しやすいのですが、
(ベランダの窓から入ってきた電波が部屋の奥まで浸透する)
2100MHz帯だと 800MHz帯と比べると奥まで浸透しにくいのです。

その他の電波伝搬特性を調べると日本で携帯電話が使える
周波数帯の中では700MHz〜900MHzは携帯電話としては
理想的な特性に近い伝搬特性なのだそうです。

そうすると 日本国内の携帯電話会社(移動体通信事業者)は
700MHz〜900MHzを使いたがるわけですが、電波は有限資源
ですから、限りが有り、国から割り当てを貰わなければ使うこと
ができません。

欲しがる携帯電話会社(移動体通信事業者)が多いのですが、
割り当てを受けられる事業者数には限りが有ることから
貴金属になぞらえて「プラチナバンド」と言うわけです。


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