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2012年8月

2012年8月26日 (日)

ハムフェア終わり

ハムフェア2012が終わりました。

入場者数は1日目が22000人、2日目が11000人で2日間でのべ33000人です。
(今日の閉場時の ハムフェア実行委員長 日野丘JARL専務理事の場内放送による発表)

私は2箇所のブース要員をする合間に、ハムフェアでしか会えない方の挨拶回りをしたり、
探しているものが有るかどうかを見て回ったら、昨日も本日も13000歩ほど歩いていました。

捜し物があったかどうかは内緒です。

アイボールQSOしていただいた方々 ありがとうございました。

来年は 8月24,25日に同じ西2ホールで開催予定だそうです。

2012年8月25日 (土)

ハムフェア 2012

今日、明日は

「ハムフェア2012」

です。

私は2箇所のブース要員を兼任しています。

基本的には「どちらかに常駐」していますが、やはりハムフェアですから
顔なじみの方に挨拶に行ったり、ジャンク探し、販売店出展での掘り出し物探しを
している場合が有ります。

2箇所がどこなのかは・・・ 私のホームページを参照するなどでヒントが出てきます。

アイボール歓迎です。

2012年8月21日 (火)

不法無線局の報告書 書式

アマチュア局免許人には特にアマチュアバンド内での不法無線局および違法無線局を
発見したときには報告義務があります。(電波法第八十条)

書式は特に定まったものは有りませんが、ネット上でも紹介されていますが、
ここでも紹介します。

JARL.COMにあるもの。「東北」を書き換えてください。
http://www.jarl.com/akita/form/fxxx0000.pdf

JARL千葉県支部ホームページ内
http://www.jarl-chiba.com/監査指導/不法無線局の報告書.doc

私が使っているものを汎用型に書き換えました。 Word97形式にしてあります。
http://www.st.rim.or.jp/~jo1euj/jo1euj/huhou_houkoku.doc

2012年8月18日 (土)

用語シリーズ 10回目 ただちに、すみやかに、遅滞なく

電波法令を勉強していると、良く出てくる言葉です。

急ぐ順に言うと

ただちに > すみやかに > 遅滞なく

です。

「ただちに」は文字通り「直ちに」です。たとえば
呼出をしているとき、試験電波を発射しているときに、他の無線局から混信になって
いることを知らされたときには、ただちに電波の発射を停止しなければなりません。
(無線局運用規則)

「ただちに」は「時間的余裕はゼロ」です。

「すみやかに」は、状況に拠りますが、数時間から数日、かかっても10日くらいが
目安でしょうか。 というのは

無線従事者免許を紛失により再交付申請したが、見つけた

場合には、見つけたほうを10日以内に返納することになっています
(無線従事者規則 第五十一条)から、これに準じた扱いが良いと思います。

つまり、「すみやかに」は「「ただちに」とくらべると少々の時間的余裕はあるが、
のんびりしていてはいけない」のです。英語では「as soon as possible」です。

「遅滞なく」は、たとえば無線従事者の死亡または失踪宣言が出た場合の返納の場合は
『戸籍法に定める届出義務者が「遅滞なく」返納する』とされていますが、
これはいわゆる「七七日法要(いわゆる「四十九日法要)や五七日(三十五日)法要」が
終わったあたりが目安だと思います。

有効期限切れの無線局免許状の返納期限は1ヶ月(電波法第二十四条)とされている
ことや、電波法第七十八条の『空中線の撤去は遅滞なく』を参考にすれば、
長くても2ヶ月以内、一般的には1ヶ月以内が妥当な所でしょう。

それを踏まえれば「遅滞なく」は、

「すみやかに」よりも、さらに時間的余裕はあるが、常識的な範囲で。

ということになります。

なお、他の法令や、弁理士さん、弁護士さんのホームページを参考にすると 

「ただちに」は、時間の余裕はゼロ。 待った無し。他を中止してでもすぐに実施。

「すみやかに」は、「ただちに」よりも急がなくて良いが、「ただちに実行できる」ならば
ただちに実行する。 (「できる限り早く」という意味合いが強くなる。)

「遅滞なく」は、合理的または正当な理由があれば、多少の遅れは認められるが、
基本は「ただちに」行うこと。

に集約できると思います。

いずれも「ただちに実行(実施)」が本来ですが、「遅れが許される度合いや理由が違う」のです。

2012年8月14日 (火)

用語シリーズ 第九回目 「プラチナバンド」

アマチュア無線では使われない言葉ですが・・・。

電波は国際法(国際電気通信連合憲章付属無線通信規則)
により各周波数毎、各地域毎に用途が決められています。

それを受けて国内でも用途が定められています。

日本では、携帯電話は主に 800MHz〜900MHzと 2100MHz
前後を使用します。
かつてのドコモの「シティフォン」は1500MHz帯、
PHSは1900MHz帯を使っています。

それぞれ電波伝搬特性に違いがあります。

電波は波長と金網の目の大きさの関係によっては

金属板と同等の反射効率で反射する

場合が有ります。(一陸特、一陸技、二陸技の出題範囲です)

鉄筋コンクリートの建物の鉄筋間隔が、
携帯電話のとある周波数帯に対して金属板に
近い特性を示すことは、鉄筋間隔を金網の目の大きさに
置き換えて計算すると判るそうです。

800MHz帯だと鉄筋の建物の内部まで浸透しやすいのですが、
(ベランダの窓から入ってきた電波が部屋の奥まで浸透する)
2100MHz帯だと 800MHz帯と比べると奥まで浸透しにくいのです。

その他の電波伝搬特性を調べると日本で携帯電話が使える
周波数帯の中では700MHz〜900MHzは携帯電話としては
理想的な特性に近い伝搬特性なのだそうです。

そうすると 日本国内の携帯電話会社(移動体通信事業者)は
700MHz〜900MHzを使いたがるわけですが、電波は有限資源
ですから、限りが有り、国から割り当てを貰わなければ使うこと
ができません。

欲しがる携帯電話会社(移動体通信事業者)が多いのですが、
割り当てを受けられる事業者数には限りが有ることから
貴金属になぞらえて「プラチナバンド」と言うわけです。


2012年8月11日 (土)

JA3AA 島OM 逝去

本日早朝に逝去されたとの情報を頂きました。

JARL総会で何度かお会いしたことがあり、島OMが不法無線局対策委員会の
委員長をされているときに、何度か不法局対策で意見を出させて頂き、
大変熱意のある返事を頂いたことがありました。

島OMの遺志を引き継ぎ、健全なアマチュア無線環境の維持や
後身の指導、資格取得希望者の指導にあたっていきたいと思います。

島OMの足跡については下記に詳しく出ています。(他にもありますが代表例です)

https://www.icom.co.jp/beacon/backnumber/ham_life/shima/content.html

合掌

用語シリーズ 第8回目 「電波の質」

電波法第二十八条の規定では

「送信設備に使用する電波の周波数の偏差及び幅、高調波の強度等電波の質は、
総務省令で定めるところに適合するものでなければならない。」

とあります。

それぞれ、参照するべき総務省令(規則)は

「幅」とは「占有周波数帯域幅」のことであり、各電波型式毎に許容値が
定められています。(無線設備規則第六条、無線設備規則 別表第2号)

「偏差」は周波数のズレで、 無線設備規則第五条、無線設備規則 別表第1号に限度が
定められています。

高調波の強度等は 無線設備規則第七条、無線設備規則 別表第3号に限度が
定められています。

噂では「電波の質は『トロ』」という覚え方があるようですが・・・

これは

「占有周波数帯域幅」の「占有」の「占」は「カタカナの「ト」と「ロ」に分解できるから」

巷に出回っている模擬問題集では「占有周波数帯域幅」が正答のものが有るから

らしいですね。

でも、それだと「電波の質」の意味を正しく理解できているのでしょうか?

「電波の質はトロ」と覚えている方は、

「電波の幅」とか「発射する電波が使用する幅」など「占」を使わないが同じ意味の選択肢
が正解の問題でも正答できるのでしょうかね。
さらに「幅」ではなく「周波数の偏差」または「高調波の強度等」を正解にした問題でも
正答できるのでしょうか?

正答理由も、おおざっぱで良いので覚えて欲しいです。
そうしないと、実際に開局した際や運用する際に困ることは減るはずです。

2012年8月 7日 (火)

用語シリーズ第七回目「アマチュア業務」「非常通信業務」「開設理由」

7月14日の記述について。

「アマチュア局」の無線局免許状の「無線局の目的」に

「アマチュア業務」と「非常通信業務」が併記されている「アマチュア局」が無い理由は

無線局免許手続規則 第二条第三項の

「二以上の種別の無線局の業務を併せ行うことを目的として単一の無線局の免許を申請することはできない。」

が理由の一つです。
あとは 国際電気通信連合憲章付属無線通信規則(以下「国際法」)の
「アマチュア業務」「アマチュア局」の規定も絡んでいます。

当然、他の無線局でも同じです。
ただし無線局免許手続規則 第二条第三項のただし書き条件に該当する場合は別です。

一般的に、日本では無線局の開設を申請する場合は「開設を必要とする理由」が必須ですが、
アマチュア局の場合は「無線局免許手続規則 第十五条第一項第五号」の規定で
「アマチユア局(人工衛星等のアマチユア局を除く。)は開設を必要とする理由及び
運用開始の予定期日を省略できる」とされています。

なぜならば、アマチュア局は国際法の規定で「アマチュア業務を行うためのもの」と
されており、それに伴い電波法施行規則に定める「アマチュア局」「アマチュア業務」の
要件が定められていますから単純に

「アマチュア無線をやりたいから」

が理由になりますので、書く必要が無いのです。

逆の言い方をすると

「アマチュア業務以外の目的ではアマチュア局は開設できない」

のです。

無線局免許手続規則

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25F30901000015.html

難解用語シリーズ 六回目 「特定の相手方」

無線従事者免許証と無線局免許状には、通信の秘密の遵守に関する言葉が
書かれていますが、これは国際電気通信連合憲章付属無線通信規則で
「通信の秘密の保護に関する文言を許可書に記載すること」とされているためです。

ここで「通信の秘密の遵守」に関して「特定の相手方」という言葉が難解だと思います。

アマチュア局の場合は、通信の相手方は基本的に全世界のアマチュア局です。
(各国の主管庁が、自国のアマチュア局に対して特定の国のアマチュア局との通信を
禁止し、それを関係国や連合に通告した場合は禁止された国のアマチュア局を除く)
また、他のアマチュア局に通信を聞かれるのが前提ですから、
「アマチュア局が行う通信は特定の相手との通信ではない」とされています。

アマチュア局以外の無線局では、通信の相手方を「免許人所属の無線設備」
としている場合があるなど、具体的に「通信の相手方」を特定して免許されています。

この「特定の相手方」の「特定」と、
無線局運用規則でいう「特定の局を呼び出すとき」の「特定」は意味が違います。

無線局運用規則のほうは

「通信の相手方として許された無線局の中から、特定の局を呼び出すとき」

の手順が定められています。

いわゆるプロの局の場合は

「その業務を行うのに無線が必要だから無線局の免許を受けている」

わけですから、電波法第五十二条等目的外通信が許容される場合を除いては、

その業務を達成するために必要な通信しかできない

ので、通信相手を原則として同一組織内の同一目的で開設する無線局に特定されているわけです。

ちなみに「無線局免許状が必要だった頃」の「市民ラジオ」の「無線局免許状」の
「通信の相手方」は

「26MHz帯及び27MHz帯の周波数の電波を使用する簡易無線局または免許人所属の受信設備」

となっていました。

これにより いわゆる合法CBはアマチュア無線的な不特定多数との通信が可能ですし、
手持ちの受信機を貸して一方的に指示を送る事も可能でした。

こんな例もあります。

「本無線局が発射する電波を受信可能な受信設備」

が通信相手の無線局も存在します。
この場合は受信設備を特定していません。

放送局はもとより、総合通信局が持っている「電波の規正に関する広報を行う無線局」や、
JARLの「アマチュア業務適正化のための広報を行う無線局」の通信の相手は、
その目的達成のために、通信の相手方を「この無線局が発射する電波を受信することができるものすべて」ということになっています。

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