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2012年7月25日 (水)

携帯電話の電波が「劣化」?

新聞報道から

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120724-00000502-sspa-soci

>>1、そもそも電波が届かない圏外にある
>>
>>都心では少ないが、山間部などでは圏内となっている地域でも場所によって、
>>電波が届かない状態にあることがある。ビルとビルの谷間などでも起きる。また、
>>鉄筋コンクリート造、防音サッシ、すりガラスの建物なども電波状況が悪化する。

いわゆる「赤外線遮断ガラス」も「通常のガラス」よりも電波を遮断する傾向にあります。
「金網入りガラス」はより顕著です。

>>2、電波を拾いすぎる
>>
>>1とは逆に電波を多く拾いすぎてしまっているパターン。周囲に電波を遮る高い建物など
>>がなく、多くの電波を拾いすぎてしまう。
>>受信状況が悪い電波、理由3の劣化した電波なども含まれおり、それらに電波が
>>切り替わってしまうと通話が途切れてしまう。

どこの基地局に繋いで良いのか判断に迷ってしまうのです。
僅かでも状態が良い基地局につなぎ替えようとする結果、
ハンドオーバー(基地局切り替え動作)が煩雑に起きることからくる弊害です。

>>3、劣化した電波を受信してしまう
>>
>>電波は届いているが、電波が劣化している場合もある。
>>周囲の建物や水辺に反射した電波は通常よりも長距離まで電波が届いてしまう。
>>しかし、その電波は劣化しており、通話が途切れたり、不完全なデータ通信が
>>起きたりしやすい。

専門知識が無い方には この表現で良いでしょう。

デジタル信号では反射波と直接波が干渉するとビットエラーレートが低下するのが
通常です。
反射波だけを受信している場合は反射の状況が変わると電界強度が変化することで
ビットエラーレートが低下するのですが、それらを総合して「劣化」という表現をしています。

デジタル方式の場合は

「同じ送信局から、複数経路で受信地点に到達した信号」

は時間差を持っていますから、その時間差を使って「より状態が良いほう」で復調します。

デジタルの復調は「同期」を取る必要が有るのですが、通常は一旦同期が取れれば
その信号が途切れるまではそのままというのが一般的ですが、
少しでも状態が良い信号が来た場合はその信号に同期を取り直しします。

この同期取り直しのときに、場合によっては 携帯電話類は「圏外」表示になります。

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